度前後、朝は10度くらいと涼しく、今の時期の北海道のような気候です。今回は、これか
ら始まる試合を前に、コースの紹介と意気込みなどをお話しすることにしましょう。

欧州レジェンズツアーでの記念撮影(本人提供)
横田真一(よこたしんいち)
72年生まれ。53歳。専修大学ゴルフ部出身。95年にツアーデビューすると、その年にシード権を獲得し、97年の全日空オープンで初優勝を飾る。その後、アプローチイップスに悩むも、10年のキヤノンオープンで13年ぶり2度目の勝利を挙げた。40歳をすぎてから順天堂大学院・医学研究科に入学し、2年間の修士課程を修了するなど、知見を深める努力も怠らない個性派プロゴルファー。現在は、日本と欧州のシニアツアーに参戦しながら、YouTuberとしても活躍中。
現在、5月14日の午前11時。明日から始まるアイリッシュレジェンズ(5月15~17日)に向けて、現地で準備をしています。今回、試合が行われるマウントジュリエットエステートは欧州DPワールドツアーや、04年のWGC(世界ゴルフ選手権)の舞台となったトーナメントコース。WGCには丸山茂樹さんなども参戦して、日本でもかなり紹介されていたので、その名前をご存じの方がいらっしゃるかもしれません。
アイルランドというと、全英オープンが行われるリンクスコースを思い浮かべる人も多いかと思いますが、マウントジュリエットエステートは、ジャック・ニクラス設計の、オーソドックスなアメリカンタイプのコースです。

海外メジャーに向けてヨコシンの挑戦が続く
そこを回って感じたのは、気候もコースも芝の雰囲気も、全日空オープンが行われる札幌GC 輪厚コースにそっくりだということ。グリーンは若干重い気もしますが、全体的には瓜二つと言っても言い過ぎではないくらい似ているのです。
これは、ボクにとっては大歓迎の事実でした。というのも、札幌GC 輪厚コースは、97年にボクが初優勝を遂げた相性抜群のコースで、おそらくボクが生涯でいちばん賞金を稼いだゴルフ場だからです。
さらに、ボクはジャック・ニクラスのコースが大好き。ボクは過去に(2試合にわたって)86ホール連続ノーボギーという記録を作っているのですが、そのときに回っていたのも、札幌GC 輪厚コース(全日空オープン)と、ジャック・ニクラスが設計した石岡GC(アコムインターナショナル)でした。
まぁ、とにもかくにも、マウントジュリエットエステートは、いかにもボクと相性がよさそうなコースです。なので、今週は試合が始まる前から楽しみで仕方がありません。ジャックの設計にしては若干ティーショットがタイトで神経を使うホールもあるのですが(ジャックのコースは、比較的ティーショットが広々と打てるコースが多いのです)、練習ラウンドもとても気持ちよくプレーできました。
もちろん、そんなに簡単に事が進まないのがゴルフというもの。油断は禁物なのですが、ここはひとつ、上位入賞を目指し、明日からの試合を頑張りたいと思いますので、みなさん、ぜひ応援お願いします!
※2025年5月15日15時20分 文章を一部修正いたしました。
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ヨーロッパ第3戦 アイリッシュレジェンズ マウントジュリエット練習ラウンドの前半9ホールを余さずお届け! 優勝経験のある輪厚コースとには雰囲気 これは優勝の期待が持てる! #ヨーロッパレジェンズ
www.youtube.comこのコースやばすぎ! めっちゃ大好きなコースなんだけど 簡単そうに見えてかなり難しい! ヨーロッパシニア 第3戦 アイリッシュレジェンズ Mtジュリエット 練習ラウンド密着 後半9ホール #ヨーロッパ
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