PGAツアープロ間で使用率の高いアイアン用シャフト「PROJECT X」シリーズから新作「PROJECT X RED」が5月13日に発表。発売は2025年夏の予定。

新作「PROJECT X RED」の特長

画像: ローリー・マキロイはグランドスラム達成時(2025年マスターズ)でも使用(撮影/Blue Sky Photos)

ローリー・マキロイはグランドスラム達成時(2025年マスターズ)でも使用(撮影/Blue Sky Photos)

トゥルーテンパー社から発売され、パワーヒッター御用達シャフトである「PROJECT X」シリーズ。同製品は一般的なシャフトとは異なる「ステップレス」設計を採用し、高いコントロール性と安定したインパクトを実現するシャフトとなっている。

画像: スチールシャフトに多い「ステップ」が無いPROJECT Xシリーズ(提供:トゥルーテンパー)

スチールシャフトに多い「ステップ」が無いPROJECT Xシリーズ(提供:トゥルーテンパー)

最新作となる「PROJECT X RED」は、これまでのPROJECT Xのフィーリングを維持しながら、先端部分をわずかに柔らかく調整することで同シリーズ内で打ち出し角を最も高く、スピン量も増加するよう設計されている。そして5g軽量化することにより振り抜きやすさと安定感をより高めたシャフトとなっている。

主なターゲット層としては、「PROJECT X」本来の硬さはそのままで球の高さとスピン量を求めるプレーヤーや、フィーリングをそのままに重量帯を軽くしたいゴルファーにおすすめだろう。

「PROJECT X」を比較

画像: 上から「PROJECT X RED」/「PROJECT X LZ」/「PROJECT X」

上から「PROJECT X RED」/「PROJECT X LZ」/「PROJECT X」

「PROJECT X」シリーズの代表格である「PROJECT X」は全体的に剛性が高く、低弾道・低スピンでハードヒッターに向いたシャフトだ。メーカー発のターゲット層はハードヒッターで切り返しが早い方向けとあり、同シャフトを長く使用するローリー・マキロイが最たる例だろう。

また、ローディングゾーン構造(※)で中間部を柔らかく設計した「PROJECT X LZ」は、「PROJECT X」の性能はそのままに、少しマイルドにスウィングしたい方にオススメだ。弾道は中弾道・中スピンで、レッドと似た分類となる。
※スウィング中のエネルギーを、シャフト中間部に設けたローディングゾーンで効率的に蓄積・解放することで、インパクト時のエネルギー伝達が最大化される構造

「PROJECT X RED」は100g台の重量を設けて、より多くのゴルファーが使用できるスペックが登場。重量によって最適なフレックスが定められているのでシンプルに選ぶことが可能だ。

従来の「PROJECT X」の基本設計を踏襲しつつも進化を遂げている「PROJECT X RED」。2025年夏に国内販売予定とのことなので、期待して待とう。

This article is a sponsored article by
''.