キャロウェイゴルフが擁するブランド、オデッセイよりニューパター「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM」「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM CRUISER」が2025年5月23日に発売される。

「GIRAFFE-BEAM」と言えば、モデル名の通りGIRAFFE=キリンの首のように垂直部分が長いクランクネックを搭載した、2024年に限定発売されたオデッセイのパター。キリンをイメージさせるカッパー仕上げのヘッド、ソールにはキリンの刻印があり、グリップもキリン柄と、デザインにもこだわりが見られた。

性能面では、ロングネックを採用することでフェースバランスに近い重心アングルとなり、オートマチックに真っすぐストロークしやすいモデルだった。同モデルをブラッシュアップし、AI設計のインサートを融合させたのがニューモデルとなる「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM」と「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM CRUISER」だ。

画像: オデッセイ「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM」パター(写真は#2形状)

オデッセイ「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM」パター(写真は#2形状)

発表前ながら、直近の国内女子ツアー「Sky RKBレディスクラシック」練習日にお披露目され、神谷そらがJAILBIRD MINI形状の「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM」を即採用し2年ぶりの勝利を挙げたことでも注目が集まっているパターと言えるだろう。

「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM」の最大の特徴は、やはりフェース面にAi-ONEインサートを搭載している点だろう。インパクトする側の樹脂製部分の裏面にAIが設計した複雑な隆起を持つアルミ製のパーツが重ねられており、トウ・ホールへの打点ブレによるボールスピードの減少に貢献している。

画像: #2、DW形状の場合はバックフェース、#7とJAILBIRD MINI形状はソール前方にAi-ONEインサート裏側の複雑な形状を確認できるウィンドウも配置されている(写真は#2形状)

#2、DW形状の場合はバックフェース、#7とJAILBIRD MINI形状はソール前方にAi-ONEインサート裏側の複雑な形状を確認できるウィンドウも配置されている(写真は#2形状)

加えてネックの形状も改良され、剛性は前作並みのまま軽量化も実現。余剰重量をヘッドのトウ・ヒールに再配置。さらにソール前方のトウ・ヒールにそれぞれ約10g(#2のみ約15g)のウェイトを搭載することで、慣性モーメントも増大。

AI設計のインサートに形状のブラッシュアップも加わり、前作と比較してトウ・ヒールへの打点ブレによるボールスピードの減少は46.7%改善(オデッセイ調べ)、フェースの開閉も5.2%抑えられているという(キャロウェイゴルフ調べ。GIRAFFE-BEAM パターとAi-ONE GIRAFFE-BEAM パターのブレードタイプ・パターの比較テストに基づく)。

形状は#2、DW、#7、JAILBIRD MINIの4種類をラインナップ。そのすべてに「STROKE LAB 90」シャフトを装着している。

画像: 左から#2、DW、#7、JAILBIRD MINI

左から#2、DW、#7、JAILBIRD MINI

そして「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM CRUISER」 は上記の進化した要素を取り入れつつパターの長さを38インチ仕様にしたモデル。通常モデルは32、33、34インチと一般的なパターの長さから選べるが「CRUISER」では「STROKE LAB 140」シャフトを採用し中尺相当になっているわけだ。

画像: オデッセイ「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM CRUISER」パター。39インチ仕様で、グリップも通常モデルより長く重い。ヘッド形状はJAILBIRDのみ

オデッセイ「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM CRUISER」パター。39インチ仕様で、グリップも通常モデルより長く重い。ヘッド形状はJAILBIRDのみ

パターの長さだけでなく、さらにグリップも長く重めのモデルが組み合わされており、パター全体の慣性モーメントがさらに上昇。ヘッドはマレットタイプのJAILBIRD形状1種類で、通常モデル以上に真っすぐストロークがしやすい設計になっているという。

価格は「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM」が5万2800円(税込)、そして「Ai-ONE GIRAFFE-BEAM CRUISER」が5万9400円(税込)。2025年5月23日より、全国のキャロウェイゴルフ取扱店とオデッセイパター オンラインストアにて発売予定だ。

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