ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。その隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることを紹介。今回は、「大ミスを防ぐためのちょっとしたポイント」がテーマです。
画像: ちょっとしたポイントを意識して、大ミスを未然に防ぎたい(写真はイメージ)

ちょっとしたポイントを意識して、大ミスを未然に防ぎたい(写真はイメージ)

ちょっとしたことで、ミスを未然に防ぐ

まもなく酷暑の季節が訪れようとしていますが、まだまだもう少しはベストシーズンのゴルフを楽しめそうですね。ラウンドの機会も増えることと思いますので、今回は自分がラウンドの際に実践している「ミスを未然に防ぐ」ちょっとしたポイントをご紹介していきたいと思います。

プレー中は、実に様々な事態が起ります。コースもあるがまま、ボールもあるがまま。ゴルフでは予測不能な事態に対処していかなければなりません。そしてそれに伴い、プレーヤー自身の心の中にも次々と色々な感情が沸き上がります。

そんな中で、一打一打ショット、パットを紡いでいく中で、いかにミスを減らしていくか。自分自身のラウンドを振り返った時、ああ、ここに気を付けていたおかげで、大きなミスにならずに済んだな、まずまず上手くいったな、と思えるポイントがいくつかあります。それは実にちょっとしたこと。

それをいくつかランダムご紹介していきたいと思います。

その1・右サイドか怖いと感じた時は、バックスウィングを深く入れる。

ティーショットやセカンドショットで右のOBやバンカーが気になる。こういう時、出やすいミスはクラブを左サイドに振ろうとしたり、トップが浅くなること。どちらも逆に右へのミスが出やすくなってしまいますよね。こんな時は、いつもより身体の捻転を意識して、深くバックスウィングを入れるようにします。ミスを嫌がった時はスウィングのタイミングも早くなりがち。トップを深くする意識を持つことで、打ち急ぎも防ぐことが出来ます。

その2・残り距離に不安がある時は短い番手でしっかり打つ。

レーザー距離計でしっかり測ったとしてもどうも見た目のメージと合わない。風向きも読みにくく、打つべき距離に確信が持てない。こんな状況では迷った挙句、中途半端なスウィングになったり、インパクトの直前になって力んでしまったり。様々なミスの要因となります。こんな時に心掛けているのは、短めの番手でしっかり打つこと。結果的にグリーンに届かなくてもミスの幅は少なく抑えることが出来ますし、しっかり芯でとらえたボールは、風の影響も受けにくくなります。

その3・グリーン上で下りのラインに恐怖を感じたら、ハンドレイトに構える。

どれだけ打っても絶対止まりそうにない下りのパットが残った時、起こりがちなミスはインパクトを緩めてしまうこと。恐怖のあまり、手先でチョコンと「触っただけ」のインパクトでは余計に傾斜の影響を受けやすくなってしまいます。そんな時に役立ったのが、アドレスでグリップの位置を内側に傾け、インパクトでロフトが大きくなるように構える事。こうすることで転がりを抑えられ、下りのパットの恐怖心を和らげることが出来ます。

その4・中途半端な距離のウェッジショットでは、フィニッシュの位置を決めて、そこまでしっかり振る。

40ヤードとか60ヤードなどの中途半端な距離。これも苦手にしている人が多いのではないでしょうか?こんな時に私が意識しているのは、フィニッシュの位置。例えば50ヤードだったら、腰の高さまででフィニッシュをしっかり止める。こう決めておくことで、インパクトで力を緩めたり、スウィングの途中でパンチを入れたり、といったミスを防ぐことが出来ます。

その5・広いホールでは、あえてしっかり目標を決めて。

左右に曲げてもトラブルもなく、フェアウェイも広々としているホールでは、意外に大きく曲げてしまうことがあります。こうしたホールで私が気をつけているのは、しっかり目標を絞り込むこと。「奥の木の右から3本目から1本目の間を狙っていこう」などと、自分なりの目標にしっかりフォーカスすることで、しなくていいミスを防ぐことが出来ます。

その6・ラインに迷ったら、低い位置から見たラインを信じる。

パッティングのライン読みで、カップの手前から見た時と奥から見た時で、ラインが逆に見えることがあります。こうした時は私の場合、迷わず低い位置から見たラインを採用するようにしています。上りのラインなら、手前から。下りのラインなら奥側から見たラインを信じるのです。実際、低い位置から見た方がラインはよく見え、誤差も少ないと思います。

プレー中に不安になったり迷いが生じた時、「ちょっとした一言」で救われたことが、自分自身何度もありました。なにか一つでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

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