リゾートトラストレディス初日が29日、徳島県のグランディ鳴門GC36で行われ、ルーキーの中村心が5アンダーでホールアウト。6アンダーでトップの神谷そらとイ・ヒョソンに1打差3位タイで好スタートを切った。
画像: リゾートトラストレディス初日、5アンダー3位タイスタートの中村心(撮影/大澤進二)

リゾートトラストレディス初日、5アンダー3位タイスタートの中村心(撮影/大澤進二)

1イーグル5バーディ2ボギーの67。

「久しぶりに初日いいスタートを切れてすごくうれしいです」

5番の520Yパー5では2打目を残り232Yからグリーンオンし、6メートルでイーグルを奪った。

「ショットの調子がちょっとずつ良くなったので、バーディパットを打てる回数が多かったので良かったです」と調子を上げている。

富士フイルム・スタジオアリスでプレーオフで優勝争い、KKT杯バンテリンで予選落ちしたものの、翌週のステップ・アップ・ツアー(下部ツアー)の大王海運でもプレーオフで2位と活躍した。しかし、パナソニックオープン、サロンパスカップ、Sky RKBと4試合連続で予選落ち、前週の下部ツアーのツインフィールズで13位と復調気配だが……。

今季はステップ・アップ・ツアーと合わせて、およそ3カ月で10試合に出場している。ルーキー1年目、19歳と若くても、慣れないツアー遠征と連戦続きでは疲労は蓄積してしまう。

「高校生の時にはこんなに試合数がなく、プロになって毎週試合があるのは嬉しいことですが、精神面的にも体力面的にも結構ハードだなという感じがあります」

月曜日は「体を休める日にしています」というが、少し痩せたそうだ。

「ラウンド中はゆっくりご飯を食べれないこともあって、そこから今は3キロ落ちています。せっかく伸びた飛距離とかも落ちるのはもったいないと思うので、なるべく食べてトレーニングもして、キープできるように頑張りたいです」

4月に2度プレーオフを経験し悔しい想いをした中村は、2日目以降もアンダーパーを目指して、プロ初優勝へ一歩一歩足を進めていく。

ルーキー1年目の中村心の活躍

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