
2016年自身が大会名誉会長を務める「長嶋茂雄 Invitational セガサミーカップゴルフトーナメント」の表彰式前に青木功と(撮影/岡沢裕行)
今週の男子ゴルフツアーの「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の会場である宍戸ヒルズカントリークラブで長嶋さんとの思い出などを聞いた。
JGTO副会長・倉本昌弘
「体調が良くないとは聞いていたので、なんとか持ち直して欲しいと思っていたのですが、残念です。我々の世代にとってはヒーローであり、ゴルフ界の尾崎、青木。野球界の長嶋、王というスターが一時代を築いた存在でした。何度か一緒にゴルフをやりましたが、クラブを度々置き忘れてしまうなど、本当に自由奔放な人柄が表れたプレーぶりでした。男子ツアーのセガサミーさんの試合の冠に長嶋さんの名前を冠にし、表彰式にも出て頂くなどゴルフ界にも貢献して頂きました。本当に惜しい人を亡くしたという思いです」
JGTO選手会会長・谷原秀人(2016年セガサミーカップ優勝)
「日本の宝であり、日本人が皆大好きだった人ですから。そういう方に冠になって頂いた大会で、表彰式にも出席していただき有難い限りでした。自分自身、2016年にセガサミーカップで優勝し、握手をして『これからも頑張って』と声をかけていただき、嬉しかったですね。同じスポーツマンとして、力を頂ける存在だったなと思います」
岩田寛(2015年、2022年セガサミーカップ優勝)
「いつか会いたいと思っていた人で、(セガサミーカップで)優勝してやっと会えて、握手をしてサインを頂きました。右手は障害が残っていて、握手は左手でした。『ここのグリーンは癖があって難しいよ』といった話をされていたことを覚えています」
宮里優作(選手副会長で金のパターを贈呈)
「(大会の冠など)男子ツアーでお世話になったことに対して、池田勇太が選手会長の時に選手会で金のパターを贈呈した時にお会いしました。表彰式には歩いていらして、皆で写真に納まっていただきました。大会の冠にお名前を頂き、ゴルフツアーを支えて頂き感謝をしています。国民の誰もがしっている存在で、子供から大人までに夢を与えた方だったと思います。何をするにも一生懸命で『愛』のある人だったなと思います」