2025年6月3日、肺炎のため亡くなったプロ野球の読売巨人軍の長嶋茂雄終身名誉監督の死を悼む声が、ゴルフ界にも広がった。2005年から始まった男子ツアーの「セガサミーカップ」では、2007年に長嶋さんを大会名誉会長に迎え、大会名を「長嶋茂雄 Invitational セガサミーカップゴルフトーナメント」とし、2024年まで開催された。
画像: 2016年自身が大会名誉会長を務める「長嶋茂雄 Invitational セガサミーカップゴルフトーナメント」の表彰式前に青木功と(撮影/岡沢裕行)

2016年自身が大会名誉会長を務める「長嶋茂雄 Invitational セガサミーカップゴルフトーナメント」の表彰式前に青木功と(撮影/岡沢裕行)

今週の男子ゴルフツアーの「BMW 日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」の会場である宍戸ヒルズカントリークラブで長嶋さんとの思い出などを聞いた。

JGTO副会長・倉本昌弘

「体調が良くないとは聞いていたので、なんとか持ち直して欲しいと思っていたのですが、残念です。我々の世代にとってはヒーローであり、ゴルフ界の尾崎、青木。野球界の長嶋、王というスターが一時代を築いた存在でした。何度か一緒にゴルフをやりましたが、クラブを度々置き忘れてしまうなど、本当に自由奔放な人柄が表れたプレーぶりでした。男子ツアーのセガサミーさんの試合の冠に長嶋さんの名前を冠にし、表彰式にも出て頂くなどゴルフ界にも貢献して頂きました。本当に惜しい人を亡くしたという思いです」

JGTO選手会会長・谷原秀人(2016年セガサミーカップ優勝)

「日本の宝であり、日本人が皆大好きだった人ですから。そういう方に冠になって頂いた大会で、表彰式にも出席していただき有難い限りでした。自分自身、2016年にセガサミーカップで優勝し、握手をして『これからも頑張って』と声をかけていただき、嬉しかったですね。同じスポーツマンとして、力を頂ける存在だったなと思います」

岩田寛(2015年、2022年セガサミーカップ優勝)

「いつか会いたいと思っていた人で、(セガサミーカップで)優勝してやっと会えて、握手をしてサインを頂きました。右手は障害が残っていて、握手は左手でした。『ここのグリーンは癖があって難しいよ』といった話をされていたことを覚えています」

宮里優作(選手副会長で金のパターを贈呈)

「(大会の冠など)男子ツアーでお世話になったことに対して、池田勇太が選手会長の時に選手会で金のパターを贈呈した時にお会いしました。表彰式には歩いていらして、皆で写真に納まっていただきました。大会の冠にお名前を頂き、ゴルフツアーを支えて頂き感謝をしています。国民の誰もがしっている存在で、子供から大人までに夢を与えた方だったと思います。何をするにも一生懸命で『愛』のある人だったなと思います」

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