
古江彩佳が4位で日本勢最上位(撮影/姉崎正)
古江選手が4位、西郷選手は山下美夢有選手と並び5位タイでのフィニッシュ。優勝は米国のジェニファー・カプチョでスコアは15アンダーでした。
さて、優勝には手が届きましたが、今季米女子ツアーに参戦している日本人選手たちがつくっている“あの記録”はさらに伸びることになりました。そう、開幕からの日本勢連続トップ10入り記録です。
では、「日本勢」といっても、具体的には誰がトップ10入りを何回果たしているのでしょうか。ショップライトLPGA終了時点での回数を以下にまとめてみました。
6回 =竹田麗央
5回=西郷真央
4回=山下美夢有
3回=古江彩佳
2回=岩井明愛、畑岡奈紗、勝みなみ
1回=岩井千怜、渋野日向子、馬場咲希
やはり際立っているのはルーキーながらここまで6試合でトップ10入りを果たしている竹田麗央選手でしょうか。全米女子オープンでも最後まで優勝争いを繰り広げて2位タイに入るなど、勢いだけでなくたしかな実力を示しています。
現在CMEポイントランクは2位。年間女王まで視野に入る活躍ぶりです。もちろん、ルーキー・オブ・ザ・イヤーランクも1位をひた走っています。
そして、それに続く5度のトップ10入りを果たしているのが今季メジャー第1戦、シェブロン選手権で米女子ツアー初優勝を挙げた西郷真央選手。ここまで予選落ち1回という安定した戦いぶりで、シェブロン優勝以降に出場した試合は3戦して2試合でトップ5以内と毎試合優勝争いをしている印象です。
ほかにもここまで10人の選手が、延べ27度トップ入りしていることがわかります。その結果として、日本勢は開幕戦から今大会まで、実に14試合連続でのトップ10入りを果たしているのです。
米女子ツアーはもう少ししたらシーズンの折り返しを迎えますが、この記録が果たしてどこまで伸びるのかにも、引き続き注目したいと思います!