アマチュア女子ゴルファーの日本一を決める「日本女子アマチュアゴルフ選手権」が滋賀県の名神八日市CC(6642Y・P72)で17日に開幕。第1ラウンドが行われ、午前スタートの遠藤夢里が6バーディ2ボギーの68で回り4アンダーで暫定トップに立った。
画像: 日本女子アマで初日暫定トップに立った遠藤夢里

日本女子アマで初日暫定トップに立った遠藤夢里

「今日の目標が2アンダー以上。60台で回りたかったので出だしからバーディパットが入って、1番、2番で連続バーディを取れたのが気持ち的にラクになりました」

1番パー5は6メートルを沈め、2番パー4ではグリーン左サイドから15ヤードをチップイン。2つのボギーはあったものの、最終18番でもバーディを奪い、明日に向けてもいい流れを作ることができた。

ジュニア時代には山下美夢有や西郷真央らと大会の宿舎で同部屋になったことがある23歳。小学校時代は器械体操選手として活躍したが、5年生のころ段違平行棒で落下し左ひじを骨折。その恐怖から体操ができなくなり、父の勧めでゴルフに転向した。昨年、日本体育大学を卒業し、プロテスト合格を目標にしている。

「トップ10に入れば日本女子オープンの最終予選に出られるので、まずはそこを目指しています。でもやっぱり優勝です」

日本女子アマの優勝者にはプロテスト最終テストに出場できる権利が得られる。5月には“パブリック選手権”の日本一を決める「全日本女子アマチュアゴルファーズ選手権」を制し、チカラをつけている。

3回のプロテスト挑戦の経験や練習が身を結んだ結果だ。ふだんは、スタンレーレディスが行われる東名CCで練習している。日体大学への進学をきっかけに地元名古屋と大学の中間にある三島に拠点を移し父娘でメンバーになった。

「このコース(名神八日市)はアップダウンがあるので、東名でプレーしている経験が生かせています」

午前組で暫定トップに立った遠藤。プロへの夢の一歩を踏み出した。

This article is a sponsored article by
''.