今週の「ニチレイレディス2025」の結果で第1回リランキング順位が確定し、第2回リランキングまでのレギュラーツアーへの出場権が決まる。みんゴル取材班はニチレイレディス練習日で、出場権獲得まであと僅かの選手に、今大会の意気込みを聞いた。
“攻めのゴルフ”小野祐夢
あくまで攻めの姿勢は崩さず、メリハリをつけたプレーで戦う小野祐夢（撮影／岡沢裕行）
現在リランキング38位の小野祐夢は、現在34.71ptsとなり、35位の金田久美子を追い越すには11.31ptsが求められる。小野に今週の意気込みを聞くと、「予選を通るために、特に初日は攻めのゴルフをしたいと思っています。あと守るゴルフをしてもあまりいい結果が無いんですよ。普通の試合の時に予選どうかなっていう時でも、守ることはあまりせず、いつも攻めています」と攻めの姿勢をみせる小野。
本大会の舞台となる袖ヶ浦カントリークラブ 新袖コースについて聞くと、「グリーンが小さいので、攻めつつも基本的にはセンター狙いで行きます。ホールによってメリハリをつけて、頑張りたいと思います。グリーンを外した時の寄せがかなり重要となってくると思いますので、まずは予選突破を目標に頑張りたいです! 」と語った。
“守りのゴルフ”工藤優海
「いつものように頑張ります!」と答えた工藤優海（撮影／岡沢裕行）
現在37位の工藤優海は現在43.15ptsと、出場権を獲得できる水準に近しい選手の一人。「正直ここまでの結果で周りから言われることはありますが、自分では気にしていないです。いつもの準備をして挑めたらなと思っています」と答えた。小野は別途「みんゴル」で掲載しているリランキング突破基準45ptsまで約2ポイントとなるが、今大会単独60位で突破する。
攻め方に関しては「基本的には守りが強いゴルフで、耐えるゴルフが得意な方なんです。今週のような伸ばしあいになる戦いは飛距離が出ないのでちょっと苦手意識があります。攻めるゴルフが今の自分にとって課題なので、守りだけではなく攻めの気持ちを忘れず(笑)。攻めすぎるのも私のスタイルではないので、適度に引きながら……って感じです。気持ちだけは強くもって行きます! (笑)」と今回のような伸ばしあいに対応できる術を探りながら戦うという。
ニチレイレディスは3日間競技のため、4日間競技や公式競技と比べややポイントを稼ぎにくいが、第2回リランキングまでの出場権を懸けた戦いに注目したい。
リランキング当確予想!
