タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第74回はジョーダンスピースが使用モデルの「009」をお届け!

今日のラウンドはスピースの気分で

画像: ハンドブラウン仕上げの茶色いボディに白いサイトラインが入った009マスタフル。「余計な装飾のないシンプルなデザインが気に入っています」という、オーナーお気に入りの一本

ハンドブラウン仕上げの茶色いボディに白いサイトラインが入った009マスタフル。「余計な装飾のないシンプルなデザインが気に入っています」という、オーナーお気に入りの一本

シンプルなデザインが好ましい、カーボンスチール(軟鉄)の009マスタフルである。

近年の009にはGSSやSSS素材のものもあるが、初期の009は、すべてカーボンスチールであった。カーボンスチールのパターは軟らかな打感と音が特徴で、今でも根強い人気を有している。※GSSはジャーマンステンレススチール、SSSはステンレススチールの略

さて、写真のパターだが、その仕上げをハンドブラウンと呼ぶ。全体的にうっすらと錆が浮いているが、このパターは最初からこんな感じなのだという。

「ブラックオキサイト仕上げは手入れを怠るとすぐに錆だらけになってしまいます。でも、これは最初からダメージ感があるので、気を使わずに使えるんです」と、オーナーは話す。

そういえば、ジョーダン・スピースの009に似ているが?

「でしょ。そこに惹かれたんです。グリップもスピースと同じスーパーストロークに替えてるんですよ」(オーナー談)

スピースの気分でプレーできるなんて……。何やらいかにも入りそうなパターである。

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン

関連記事はこちら!

This article is a sponsored article by
''.