JLPGAツアー最高賞金額となる3億円(優勝賞金5400万円)のビッグトーナメント「アース・モンダミンカップ2025」が26日から4日間の日程で、千葉県のカメリアヒルズCCで開幕する。昨年大会のプレーバックから今年の見どころや会場へのアクセスなど、観戦に役立つ情報をご紹介!

6月26日(木)~6月29日(日)アース・モンダミンカップ2025

画像: 24年大会は21年の日本女子オープン以来、3年ぶり4回目の月曜日決着となった(撮影/岡沢裕行)

24年大会は21年の日本女子オープン以来、3年ぶり4回目の月曜日決着となった(撮影/岡沢裕行)

会場:カメリアヒルズカントリークラブ/18ホール、6688ヤード、パー72
賞金総額:3億円、優勝賞金:5400万円

21年から賞金総額3億円、優勝賞金が5400万円とJLPGAツアーでは最高額の優勝賞金と賞金総額を誇る本大会。第1回大会は2012年で、コロナ禍だった20年も大会を実施しており、今年で14回目。今大会の実行委員長が、「アメリカのマスターズを目指している」と話し、マスターズのように毎年カメリアヒルズカントリークラブで実施されている。

プレーバック2023

悪天候の影響でサスペンデッドが続き、予備日に設定された月曜日に最終ラウンドを行う長丁場となった昨年大会。2位に6打差の独走態勢から逃げ切った小祝さくらがシーズン2勝目を挙げた。なお、優勝会見では「(無観客試合の)コロナのときを思い出す感じでしたが、月曜日なのに来てくれたファンがたくさんいて最終ラウンドまで開催してくれたことにもうれしく思います」と話し、感謝の言葉を述べた。

画像: 小祝さくらが24年シーズン2勝、通算11勝を挙げた(撮影/岡沢裕行)

小祝さくらが24年シーズン2勝、通算11勝を挙げた(撮影/岡沢裕行)

画像: 優勝賞金5400万円と記載されたボードを手渡された小祝(撮影/岡沢裕行)

優勝賞金5400万円と記載されたボードを手渡された小祝(撮影/岡沢裕行)

主な副賞(2025)

ポカリスエットやチオビタ・ドリンクなどを1年分のほか、木更津や袖ケ浦の名産やマスコットのぬいぐるみ、箱根「天悠」特別室ペア宿泊券が贈られる。副賞以外にも、ホールインワン賞(ホールによって、600万、1000万円)やイーグル賞、4日間の最多バーディ賞などが用意されている。

注目選手

笹生優花(ホステスプロ)

画像: 笹生優花(撮影/姉崎正)

笹生優花(撮影/姉崎正)

プロフィール
西郷真央、山下美夢有、西村優菜、安田祐香、吉田優利と同じ2019年92期生。21年、24年の全米女子オープン覇者。JLPGAでは、プロデビュー2戦目の20年『NEC軽井沢72』で2位に4打差をつける圧勝。また次戦である『ニトリレディス』でも2試合連続優勝を果たしす。昨年7月にアース製薬と所属契約を結んだため、『アース・モンダミンカップ』はホステスプロとして臨む最初の試合となる。

前日会見のコメント
「日本でのプロとしての初めての試合だったので、いい思い出がたくさんあります。(20年大会は)コロナだったので、ギャラリーさんとか全くいなかったので、今週は結構違うと思うので、いい1週間になると思います。(アース所属だが)いろいろサポートしていただいて、まず週末に出れるように頑張って、無事に試合を終われたらなと」

2025年度スタッツ(米LPGA)
CMEランキング:105位/平均飛距離:265.37Y(66位)/パーオン率:62.39%(149位)/平均パット(パーオン時):1.72(2位)

小祝さくら(前年優勝者)

画像: 小祝さくら(撮影/岡沢裕行)

小祝さくら(撮影/岡沢裕行)

プロフィール
イ・ボミや吉本ひかると同じ2017年89期生。今季は『アクサレディス』で2位、『Sky RKB レディス』で2位タイをと優勝こそないが、トップ10を8回は1位の記録。昨年に比べてパッティングのスタッツが良くない(1ラウンド当たりのパッティング数は「29.2222●18位」から「29.8333●49位」)が「先週は今年イチぐらいパターが入った」と感触が良くなってきているだけに、1年ぶりの優勝が見られるか、注目だ。

前日会見のコメント
「毎週優勝を目指してプレーしているんですけど、なかなか安定してプレーできていないので、今週
は安定感を目標にしてやっていきたいです。(具体的な今週の目標は)この試合は伸ばし合いになる可能性が高いので、予選ラウンドでしっかりスコアを伸ばせるように頑張りたいです。ラフがちょっと昨年よりも短いですが、風が吹くと難しくなったりもするので、風次第になるかなと思います」

2025年度スタッツ
メルセデス・ランキング:4位/ドライビングディスタンス:248.61Y(10位)/パーオン率:74.8677%(2位)

入谷響(先週優勝)

画像: 入谷響(撮影/大澤進二)

入谷響(撮影/大澤進二)

プロフィール
荒木優奈や中村心、青木香奈子と同期の2024年97期生。ツアールーキーの今年はQTランク18位の資格でレギュラーツアーに参戦。先週の『ニチレイレディス』優勝を含む5試合でトップ10入り。最大の魅力は飛距離で、ドライビングディスタンスは258.20Yで2位。先週の優勝で勢いに乗る若手が2週連続優勝に挑む。

前日会見のコメント
「(コースの印象は)ラフ自体は先週に比べたら長くないという印象を受けたのと、フェアウェイがちょっとだけ狭いかなという印象です。(予選ラウンドは笹生優花と同組だが)飛距離だったりとか、どういうゴルフをするんだろうって間近で見れるので、そこは本当に楽しみです。笹生優花プロと同組なので会話できたらいいなと思います」

2025年度スタッツ
メルセデス・ランキング:6位/ドライビングディスタンス:258.20Y(2位)/パーオン率:73.7923%(4位)

This article is a sponsored article by
''.