PGAツアーは今シーズンのシグネチャーイベント全8試合を終え、残すビッグイベントは来月ローリー・マキロイの故郷・北アイルランドのロイヤルポートラッシュで開催される全英オープンと8月におこなわれるプレーオフシリーズ3試合となった。現在開催中のロケットクラシックでは有資格者を除く上位2名に全英の出場権が与えられる。終盤に差し掛かったツアーで注目は日本勢の動向。フル参戦している5人が置かれている現状は?
画像: 今週「ロケットクラシック」に参戦している松山英樹、久常涼、金谷拓実、星野陸也、大西魁斗

今週「ロケットクラシック」に参戦している松山英樹、久常涼、金谷拓実、星野陸也、大西魁斗

25年シーズン開幕戦ザ・セントリーで優勝し最高のスタートを切った松山英樹だがそれ以降トップ10がなく、ポイントランクは1位から徐々に後退し現在22位(1145pts)。

それでも最近のインタビューでは「悪くない」、「(納得できる水準まで)もう少し」といった前向きなコメントが多くなってきた。

26日に開幕したロケットクラシック初日は1イーグル、6バーディ、3ボギーと出入りの激しい内容ながら5アンダー67をマーク。首位とは5打差あるがノーボギーでプレーした久常涼と並び26位タイとまずまずのスタートを切った。

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松山にとってはトップ30のみに出場が許される最終戦のツアー選手権出場が目標になる。デビュー以来9年連続で最終戦に進出していたが一昨年その記録が途切れた。しかし昨年復帰。今年現役最多の11回目の出場が濃厚だ。

久常は今季トップ10入り4回で現時点ではプレーオフ(上位70名)進出圏内のポイントランク67位(489pts)。しかし今週もしこのまま26位で終わると70位に後退する見込みで予断を許さない。1戦1戦、気が抜けない戦いだ。

Qスクールの狭き門(上位5人しかツアーカードを獲得できない)を潜り抜けた金谷拓実はポイントランク149位(142pts)、欧州ツアーから昇格した星野陸也は同185位(54pts)、下部ツアーから上がってきた大西魁斗は190位(39pts)とルーキートリオはシード獲りに向け苦しい状況が続いている。

バーディ合戦の様相を呈すロケットクラシック初日は金谷と大西が4アンダー68で44位タイ。星野(1アンダー)は108位タイと大きく出遅れている。

シード枠が前年までの125位から100位に縮小された今年、シードを維持するために残された試合は今大会を含め8試合。生き残りを懸けたサバイバルレースの行方は?

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