全英オープンの前哨戦ジェネシス・スコットランドオープンがスコットランドのノースバーウィック、ルネッサンスCで開幕。初日はジェイク・ナップが6アンダー64をマークし、セップ・ストラカ、ニコ・エチャバリアと並び首位タイの好発進を切った。実は彼スコットランドを訪れるのは今回が初めて。しかしリッキー・ファウラーのアドバイスで充実した時間を過ごしているようだ。

前週のジョンディア・クラシックでナップはファウラーから「ノースバーウィックに行くなら月灯りの下のゴルフがオススメ。絶対に行くべき」といわれた。

画像: ジェネシス・スコットランド・オープン初日、首位タイと好スタートを切ったジェイク・ナップ(写真/Getty Images)

ジェネシス・スコットランド・オープン初日、首位タイと好スタートを切ったジェイク・ナップ(写真/Getty Images)

ファウラーは度々月明かりの下のゴルフを楽しんでいるそうで試合会場の近くのウェストリンクスでのラウンドをアレンジしてくれた。

大会前の月曜日ナップはウェストリンクスで午後4時にラウンドをスタートさせた。8ホールをプレーしたところで嵐のため中断を余儀なくされたが「30、40分待って再開」しホールアウトすることができた。

ファウラーオススメの夜のゴルフをナップは「10点満点の12点」と採点した。

父親とキャディと一緒にプレーし母親とガールフレンドが歩いてその様子を見守ってくれたことで「特別な体験になった」とリンクス初ラウンドを振り返る。

「前半9ホールはものすごい風が吹き荒れて、しかもずっと向かい風。でもあんなに楽しくて気楽なゴルフができたのは初めてといっていいくらい。クラブハウスに戻るホールでは風が収まり空に虹がかかってまさに完璧でした。これ以上望むことはない1日だった」

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心の充電を満タンにして臨んだ本番では「入ると思わなかったパットが入ってしまった」とツキにも恵まれノーボギー。

「リンクスではあらゆる要素が試される。クリエイティブなプレーが必要です。(リンクスでは)あまりプレーした経験はありませんが自分のスタイルに合っていると感じています。創造性豊かに色々なショットを操るのが好きだから」

先週のジョンディア・クラシックでここ数年一緒の家で暮らしていたブライアン・キャンベルが優勝したことも刺激になっている。

慣れないリンクスでビギナーズラックはあるのか注目だ。

ちなみにスコッティ・シェフラーは3アンダーで14位タイ。ローリー・マキロイは上がり3ホール連続バーディで盛り返し2アンダーでフィニッシュ。全英で連覇がかかるザンダー・シャウフェレらと並び33位からのスタートとなっている。

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