今週の米女子ツアーはオープンウィーク。男子は先週のジェネシス・スコっとランドオープンに続き、今週は全英オープンが開催中ですが、女子は来週がISPS HANDAスコットランド女子オープン、再来週がAIG女子オープン(全英女子オープン)というスケジュールです。
画像: ロレックスランキング(世界ランキング)で日本勢トップで9位の西郷真央と82位の渋野日向子(撮影/岩本芳弘)

ロレックスランキング(世界ランキング)で日本勢トップで9位の西郷真央と82位の渋野日向子(撮影/岩本芳弘)

さて、今季の米女子ツアーは日本勢がすでにメジャーを含む3勝を挙げるなど大活躍。ポイントランク3位に竹田麗央選手、6位に西郷真央選手がつけています。

では世界ランクは? というのが本稿の趣旨。女子の世界ランク「ロレックス女子世界ゴルフランキング」(※7月14日現在)の順位をチェックしていきましょう。

まず、100位から51位までを見てみると、11名の日本選手がランクインしています。以下のメンバーです。

世界ランキング順位日本人プロ
100位菅楓華
99位安田祐香
91位鈴木愛
88位高橋彩華
83位桑木志帆
82位渋野日向子
74位河本結
66位佐久間朱莉
60位小祝さくら
59位笹生優花
52位畑岡奈紗

日本ツアーで活躍する選手たちと、米ツアー組が入り混じっています。日本人で唯一2度メジャーを勝っている笹生優花選手は今季11試合に出場し6試合で予選落ち、最高順位は17位タイ。巻き返しに期待したいです。

続いて50位から11位までを見ていきましょう。

世界ランキング順位日本人プロ
28位岩井千怜
26位岩井明愛
18位古江彩佳
17位山下美夢有
12位竹田麗央

トップ30圏内には、今季の米女子ツアーで活躍している選手たちがズラリと並びました。20位台には岩井ツインズ。10位台には安定した戦いぶりを見せる古江彩佳選手、そしてルーキーながら大活躍の山下美夢有選手。

さらに、年間王者まで狙える位置につけている竹田麗央選手は現在12位。今後の活躍次第ではトップ10入りももちろん視界に入ってくるでしょう。

さて、最後にトップ10ですが、トップ10入りしている日本人選手は実はひとり。

世界ランキング順位日本人プロ
9位西郷真央

というわけで、昨年の米女子ツアーのルーキー・オブ・ザ・イヤーであり、今年メジャー「シェブロン選手権」を制した西郷真央選手が日本勢最高位であり、唯一の世界ランクトップ10圏内である9位にランクインされました。

日本人の過去最高位は宮里藍さんの「1位」。藍さん以来、世界ランク1位にまで上り詰めた選手はいません。

いまランクインしている選手の中から、藍さん以来の世界ランク1位になる選手は現れるでしょうか? 期待しましょう。

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