
きぬがわ高原CCで開催されるゴルフとドッグレース融合イベント
愛犬との同伴プレーを早くから受け入れてきた、きぬがわ高原CC(栃木県)。今年9月5日にはゴルフとドッグレースを組み合わせた、日本でも初というべきイベント「わんチームスクランブル選手権大会」を開催する。
ユニークなのは9ホールのスクランブル競技のスコアと、ホールアウト後に実施されるドッグレースの合計で順位を決定するという内容だ。同イベントは限定10組40名が対象。
競技方法はゴルファー1名以上4名までの1組と、愛犬によるチームスクランブル戦。ティーショットは全員が打ち、チームでもっとも良いボールを選んで全員が打つ。カップインまでベストボールを選択して進行するという通常のスクランブル方式だ。
ホールアウト後に行われるドッグレースでは愛犬代表選手のタイムに応じてスコアの修正が行われ、このスコアとプレーヤーのゴルフスコアの合計がチームの最終スコアとなる。
ドッグレースのコースの長さは、小型犬(~10㎏)が20m、大型犬(11㎏~)が23m。タイムが4秒以下でマイナス2打、5~6秒でマイナス1打、7~8秒でプラスマイナス0打、9~10秒でプラス1打、11秒以上でプラス2打のスコア修正が適用される。
同イベントを立ち上げるに至った経緯を同CC支配人の齋藤一徳氏は──。
「10年ほど前ですかね。冬季クローズして犬ぞりレースなどやっていたのですが、その時の犬連れのお客さんを見て、ゴルフも一緒にやれればというのがきっかけでした」
以来「わんわん友の会」を設立したり、コテージの12室あるうちの2室をわんちゃんと一緒に過ごせる部屋に改装もした。リゾートコースという趣が、わんちゃんと触れあう環境にマッチしている。
※週刊ゴルフダイジェスト2025年8月5日号「バック9」より