来週に控える今季最後のメジャー・AIG女子オープンの前哨戦的位置付けの試合「ISPS Handa スコットランド女子オープン」がダンドナルドリンクスで開幕。初日を終え、24年のJLPGA年間女王である竹田麗央が首位と1打差の2位タイ(5アンダー)の好発進。
画像: 「ISPS Handa スコットランド女子オープン」で初日2位スタートの竹田麗央(撮影/岩本芳弘)

「ISPS Handa スコットランド女子オープン」で初日2位スタートの竹田麗央(撮影/岩本芳弘)

多くの日本人選手が参戦しているこの試合で、まず好スタートを切ったのがルーキーながら年間女王争いに加わっている竹田麗央選手。5アンダー2位タイと、今季2勝目に向けて好スタートを切っています。

とはいえ、この日は3番パー5でボギーが先行する苦しい立ち上がり。ところが、5番ホールを終えて1オーバーで迎えた6番パー3、流れを引き寄せる1打が生まれます。

139ヤードの短いパー3ホール。ショートアイアンで高々と放たれたボールはゴンッ! とまるで木材かなにかの上に着弾したような硬く乾いた音でグリーンをヒットすると、もういちどコンッと小さく跳ねてピンそばにピタリ。

竹田麗央がパー3で見せたスーパーショット【LPGA公式X動画】

@LPGA post on X

x.com

スーパーショットで嫌な流れを自ら断ち切ると、7番で連続バーディ。9番でもバーディを奪うとバックナインも3バーディ。終わってみれば5アンダーのビッグスコアを叩き出しました。

メジャーで勝ちたい、勝てるという思いで戦い続けている竹田選手。まずは前哨戦を気持ちよく終え、来週の大一番に臨んでもらいたいですね。

さらに、ヨーロッパに来ると調子が出てくるのか、渋野日向子選手も3アンダーの好スタートを切っています。ボギーあり、ダブルボギーありのラウンドですが、竹田選手と同じ6バーディを奪取した攻撃力はさすが。

やはりメジャーといえば“しぶこ”の活躍が期待されますが、歴代チャンピオンとして臨むAIG女子オープンに向け、この好スタートは応援するファンとしても嬉しい限りです。

日本勢では勝みなみ選手も4アンダー7位タイと好スタート。彼女の実力からすれば米女子ツアー未勝利は不思議。その最初の勝利が欧州で来る可能性も十分にあるはずです。

多くの日本勢が予算通過圏内の順位で初日を終えたISPSハンダスコティッシュ女子オープン。2日目の戦いにも注目です。

This article is a sponsored article by
''.