男子ゴルフの今季国内ツアー第10戦「リシャール・ミル チャリティトーナメント」初日が31日、石川県の能登GC(7142Y・P72)で行われ、河本力が9バーディ、ボギーなしの9アンダー63をマークし、首位発進した。今大会は令和6年能登半島地震・豪雨の被災地支援やジュニアゴルファーの育成を目的に発足した新規大会として開催されている。
画像: 「リシャール・ミル チャリティトーナメント」初日、トップに立った河本力

「リシャール・ミル チャリティトーナメント」初日、トップに立った河本力

飛ばし屋の河本力が爆発力を発揮した。

スタートの1番パー5でバーディを奪うと、6番のパー5でもバーディ。前半は4バーディの32で折り返すと、後半は上がり4ホールで圧巻のプレーを見せた。

15番パー4で50Yを20センチにピタッとつけ、16番パー4ではカラーから54度でチップイン、17番177Yパー3は9番アイアンで左4メートル、18番パー5はカラーから10Yを沈め、4連続バーディを奪った。

「ずっと良い状態でプレーできていて、継続して自分のゴルフができている感じがするので、スコアに満足しています」と「63」のプレーにつなげた。

それもドライビングディスタンス2位で318Yを誇るドライバーによるもの。11回ドライバーを握り、飛距離のアドバンテージを生かした。

「今週グリーンがすごく軟らかくて、100Y残しちゃうと、本当に縦距離が難しいので……。フェアウェイが特に、スピンを入れようとして打つと本当に15m くらい戻るような感じなので、近くに行ったほうが縦距離合わせやすいので、そういう作戦ではありますし、そもそも広いホールが多いので、広いホールで持ち味が生かせないのはもったいないですし」

と、バックスピンの計算をしながらのゴルフが功を奏した。

今シーズンはパーオン率でも約73%で2位と、ショットの精度が上がっている。

「アイアンショットの縦距離がすごくいいので。今日はパーオンしなかったホールがいっぱいあるのですが、パーオンさせてもグリーンが小さいですし、パーオンさせなくてもいいホールロケーションが多くて、これだけ軟らかいとピンポジションがすごく振られていて、傾斜の途中に切ってあったりするので、下を狙って打っていたので、パーオン率も気にしています」

初日は「いっぱい外しました」と少しショットの乱れもあったが、2日目以降は調整次第で、さらなるスコアアップも見込まれる。

「もちろん優勝したいですし、これがノーマルと言えるようにトレーニングしてきているので」と今季初優勝に意欲を見せた。

新設大会「リシャール・ミル チャリティトーナメント」って?

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