
19年にメジャー優勝した全英女子オープン直前に想いを語った渋野日向子
いよいよはじまる今季最後の海外女子メジャー「AIG女子オープン」(7月31日~8月3日)。日本からは総勢17名の選手が参戦し、メジャータイトルへと挑んでいきます。そんななか、やはりこの試合でもっとも注目されるのは2019年チャンピオンの渋野日向子選手でしょう。彼女の劇的な勝利からはやいもので6年の歳月が経過していますが、“スマイルシンデレラ”の記憶はまだ鮮明。
そんな渋野選手が、中継を配信するU-NEXTのインタビューに答えていました。
「後半にキーホールが多い」という渋野日向子のインタビューをチェック【U-NEXT ゴルフの公式Xより】
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x.comプロアマ戦の18番をイーグルでフィニッシュし、「明日(初日)もこうなるように頑張ります」と笑顔の渋野選手。2日間の練習ラウンドを、「風も強いなかでの練習ラウンドだったので、すごく難しい練習ラウンドではあった」と語ります。そして、だからこそ戦略面が重要になるようです。
「ティーショットはすごく大事だと思います。ラフも(含め)広く見たいところもあるんで、フェアウェイだけには絞らずって思いながらやりたい。グリーン周りもポットバンカーも難しいところもたくさんあるので。傾斜も多いですし、しっかりその傾斜も利用しながら外していいところに外せるように頑張りたいなと思ってます」
開催コースであるウェールズのロイヤルポースコールGCは、コースにアンジュレーションがあり、グリーンにも起伏がある難コース。そこにさらに風が吹きすさぶということで、コースの難度はかなり高そうです。いかに「外していいところに外す」ことでスコアを守れるかが上位進出の鍵を握ります。
ただ、守ってばかりでは勝てないのが海外メジャー。狙うホールは狙っていく必要があります。
「パー5で2オンできるホールがあるので、そういうところでしっかりバーディを取りたいなと思っています。あとは、14、15、16、17番らへんがちょっと難しいなと。後半のほうがキーになるホールが多いのかなと思いました」
2019年に勝利を収め、日本中に“しぶこ”フィーバーを巻き起こし、その笑顔あふれるプレーで海外メディアも魅了した渋野選手にとって、やはり、この大会には特別な思いがあります。
「1年を通して特別な試合なので、この週をすごく楽しみにしていましたし、毎年もっと良い状態での迎えたかったって思うことが多いんですけど、本当に、なかなか結果が出ない中で迎えてしまった試合ですけど、いろいろ頑張って思い出しながら、楽しめたらいいなと思うし、やっぱり上で戦いたいなと思います」
今年も、渋野日向子選手の戦いに注目しましょう!