アマチュア時代からプロのツアーで度々ローアマになるなど注目された吉田鈴。昨年プロテストに合格、今年はQTランキング36位の資格で開幕戦からツアー出場し、リランキングは9位に上昇。このままいけば第2回のリランキングも突破できそうだ。そんな彼女の14本を紹介しよう。
画像: よしだ・りん/2004年2月生まれ。千葉県出身。日本ウェルネススポーツ大学在学中。姉・吉田優利の影響で7歳からゴルフを始め、ジュニア時代から頭角を現し、昨年4度目の挑戦でプロ合格(JLPGA97期生)。新人としてツアー出場中

よしだ・りん/2004年2月生まれ。千葉県出身。日本ウェルネススポーツ大学在学中。姉・吉田優利の影響で7歳からゴルフを始め、ジュニア時代から頭角を現し、昨年4度目の挑戦でプロ合格(JLPGA97期生)。新人としてツアー出場中

画像: つかまりの良いTDモデルを生かしたドローを持ち球にしている。シャフトは去年の途中まで50グラム台を使用していたが、40グラム台に替えて振り抜きが良くなった

つかまりの良いTDモデルを生かしたドローを持ち球にしている。シャフトは去年の途中まで50グラム台を使用していたが、40グラム台に替えて振り抜きが良くなった

ドライバーはツアー仕様のドローバイアスモデル、エリート♦♦♦TDの9度を開幕戦から使っている。構えた時の顔つきが好みで、つかまり過ぎることなく、イメージ通りのドローボールが打ちやすいのが選んだ理由。平均飛距離は229.94ヤード(84位)だが、フェアウェイキープ率は全体3位の73.8095%と安定感が高い。シャフトはフジクラのスピーダーNX バイオレットの40グラム台のSフレックス。

画像: 使用3年目のUT。距離の調整がしやすい点を気に入っている。吉田のスコアを支える手放せない1本になりつつある。ネック調整でロフトを1度立て、ドローポジションで使用

使用3年目のUT。距離の調整がしやすい点を気に入っている。吉田のスコアを支える手放せない1本になりつつある。ネック調整でロフトを1度立て、ドローポジションで使用

FWは3W・5W・7Wで、3本ともエリートFW。この3本はパー5の2打目やパー4のセカンドで使うことが多く、ラウンド中の使用頻度が高い3本だという。特に7Wが得意で190ヤード前後あっても「高い球でグリーンを狙えるんです」と信頼を置く。

1本だけ入れるUTは、一昨年からのパラダイムUT。「最新モデルも良いのですが、愛着が強くなって中々手放せません」と本人。ロートルクかつ右へのミスが出にくいフジクラ ダイヤモンドスピーダーを挿す。

画像: 構えた時の顔とイメージする高さと飛距離のフィーリングが合致しているという。シャフトはN.S.プロ850GHのSフレックス

構えた時の顔とイメージする高さと飛距離のフィーリングが合致しているという。シャフトはN.S.プロ850GHのSフレックス

アイアンは寛容性の高いXフォージドスター(3代目)を5IからPWまで揃える。先日発売されたXフォージドのMAXモデルをテストして「高さが楽に出る」と気に入っているが、スイッチの検討は今シーズン終了後にじっくり行う予定だ。

画像: 50度は幅広い距離をカバーするウェッジ。グリーン周り重視の58度は高比重のタングステンをバックフェース上部に配置したスピン性能の高いオーパスプラチナム

50度は幅広い距離をカバーするウェッジ。グリーン周り重視の58度は高比重のタングステンをバックフェース上部に配置したスピン性能の高いオーパスプラチナム

ウェッジは、50度がオーパス、58度はバックフェース上部にタングステンを埋め込んだ高重心タイプのオーパスプラチナムの2本。どちらも構えた時の顔つきとスピン性能を気に入っていて、特に58度は、フェースを開いても扱いやすい点も評価している。

画像: 夏の重めグリーン対策として使用する。コンタクトした際、球が少し飛んでいく感覚でストロークできるそうだ

夏の重めグリーン対策として使用する。コンタクトした際、球が少し飛んでいく感覚でストロークできるそうだ

パターはオデッセイのAi-ONE トライビーム ♯7 CH。これ以外にロングネックタイプのジラフビーム#7プロトもエース候補に準備しているが、夏場の重めのグリーンとの兼ね合いで、今はこのパターを使用中。

ボールはクロムツアーX。ショートゲームの打感とスピン性能を最優先に選んだという

ツアー1年目、コンスタントに予選通過しているが優勝争いには届いていない。同期入会(97期)の入谷響が初優勝を挙げたが、ツアー後半、それに続くことができるか。

吉田鈴の最新クラブセッティングの詳細

1W/キャロウェイ エリート♦♦♦TD(9度)・フジクラ スピーダーNX バイオレット(4S)
3W・5W・7W/キャロウェイ エリートFW(15・18・21度)・フジクラ 24 ベンタス レッド(6S)
5U/キャロウェイ パラダイム UT(24→23度)・フジクラ ダイヤモンド スピーダー(7S)
5I~PW/キャロウェイ X フォージド スター・N.S.プロ850GH (S)
AW/キャロウェイ オーパス ウェッジ(50)・N.S.プロ850GH (S)
SW/キャロウェイ オーパス プラチナム ウェッジ・N.S.プロ850GH (S)
PT/オデッセイ Ai-ONE トライビーム ♯7 CH
BALL/キャロウェイ クロムツアー X
※スペックは編集部調べ
※5Uはネック調整でロフト24度→23度

PHOTO/Hiroyuki Okazawa
※週刊ゴルフダイジェスト 8月12日号「プロスペック」より

トッププロの最新クラブセッティング

This article is a sponsored article by
''.