
PGAツアー「ウィンダム選手権」で初優勝したキャメロン・ヤング。PGAツアー通算1000人目の初優勝者となった(写真/Getty Images)
優勝したヤングはポイントランク40位から一気に16位まで上がりトップ30のみに出場が許される最終戦ツアー選手権進出をほぼ手中に収めた。
大会前ポイントランク23位だった松山英樹は2日目以降好調なゴルフで60台を並べ19位タイでフィニッシュ。2ランクアップの21位で昨年優勝したプレーオフ初戦に挑むことになる。
圏外からトップ70入りしたのはツアー6勝、40歳のベテラン、クリス・カーク。大会前は73位だったが5位タイに入ったことで61位まで順位を上げた。
その煽りを喰ったのが大会前69位だったアン・ビョンホン。予選落ちしたため圏外の74位に弾き出された。
71位からトップ70入りを目指したホイガードツインズの兄ニコライも2ランクダウンの73位。ウィンダムで23位タイだったゲーリー・ウッドランドは72位に止まりプレーオフ進出ならなかった。
その他圏外に去ったビッグネームはアダム・スコット(90位)、マックス・ホーマ(111位)ら。
しかしトップ70入りしても安心はできない。プレーオフ第2戦のBMW選手権に出場できるのは上位50名だけ。現時点で64位のリッキー・ファウラーや60位のトニー・フィナウは初戦のセントジュードが正念場になる。
また5月に椎間板2カ所の手術を受け6月以降出場できなかったウィル・ザラトリスが138位でレギュラーシーズンを終えた。
プロが大挙して出演した『ハッピー・ギルモア2(邦題:俺は飛ばし屋/プロゴルファー・ギル)』では役者顔負けの演技を披露した彼だが復活はいつになるのだろう。
首のケガの影響で精細を欠いた人気プロ、サヒス・ティーガラも147位に終わっている。
初のトップ70入りを期待された久常涼は予選落ちで3ランクダウンの84位。
日本のルーキートリオは金谷拓実が134位、星野陸也が183位、大西魁斗が198位。シード権(100位以内)を確保するためには9月以降秋の7試合でポイントを上積みするしかなくなった。
ウィンダム選手権の最終日ハイライト【PGAツアー公式YouTube】
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