「一人ひとりのプレーヤーにベストフィットのシャフトを」を掲げ、1973年にカーボンシャフトの開発を始めた藤倉コンポジット。これまで「SPEEDER」、「Rombax」など革新的なシャフトを生み出し、プロのみならず多くのゴルファーに支持されてきた。

藤倉コンポジット株式会社
ACP事業部 営業部
プロモーションチーム リーダー
飯田浩治氏

アメリカ開発の逆輸入シャフト

画像: 「24 VENTUS」 RED / BLUE / BLACK

「24 VENTUS」 RED / BLUE / BLACK

スコッティ・シェフラー、ローリー・マキロイら世界のトッププレーヤーが使用し数々の勝利を収めた「VENTUS」シリーズ。2024シーズンのPGAツアーとJGTOで全試合、使用率ナンバー1に輝き、今年の4大メジャーもすべて制覇。世界中のツアーで絶大な支持を得ている。

「日本では2020年に発売された『VENTUS』ですが、アメリカでは2019年にデビューしました。『VENTUS』はアメリカで開発、設計された逆輸入モデルなんです」(飯田氏)

藤倉コンポジットは1990年代半ばにアメリカのサンディエゴに進出。そこのメンバーが「PGAツアーで使用率ナンバー1を獲得する」という目標を掲げて研究を重ね、その都度プロからの要望をフィードバックして開発。2019年からツアーでプロモーションをスタートさせた。

「開発にはフジクラ独自の3次元モーションキャプチャシステム『enso(エンソ)』の分析が取り入れられました。PGAツアーのトッププロがシャフトに求めたのは、ティーショットでのフェアウェイキープ率アップ、つまり振ってもヘッドが暴れないこと。ヘッドスピードが速いと先が暴れて挙動が安定しません。そこで、先が硬いのはもちろんのこと、変なねじれを抑えることで挙動を安定させ、強く速くインパクトしても、ヘッドのブレを少なくすることができました」(飯田氏)

それを実現させたのが「Velocoreテクノロジー」と呼ばれるマルチバイアス構造。フルレングスに使用された超高弾性70tカーボンと高弾性カーボンから構成され、オフセンター時のヘッドのねじれを抑制、優れたボールコントロール性能を発揮。さらに、シャフト先端の高い曲げ剛性がボール初速の最大化を生み出すという。

世界中のトップ選手が絶大な信頼を置く

「シャフト開発の難しさは、何をもって良しとするか。シャフトは十数枚のパーツを巻き付けて補強して作りますが、どういうシャフトにするのか答えは無限大。そのなかでPGAツアーのトップが納得できるミスヒットしたときのボールのバラつきの少なさ、飛距離性能、フィーリングを実現しています。今は弾道測定器があるので結果がすべてデータに表れ、ごまかしが利きません。それでも選手が選んでくれているということは『VENTUS』に優位性があるということです。使用者が多ければ多いほどフィードバックも増えていき、それが次モデルに反映されていくのです。昨年発売した『24 VENTUS』シリーズは、フィーリングは前作とほぼ同じまま、高弾性素材をさらにアップグレードした『Velo Core Plusテクノロジー』により、より剛性を高め、さらなる安定性とボールスピードの向上を実現しました。『VENTUS』シリーズはプレーヤーのポテンシャルを引き出してくれるシャフトです。まだ打ったことがない人にも、一度打ってみてほしいですね。曲がらなければどんどん振れるはずです」(飯田氏)

今年はハイブリッド用の「VENTUS HB」が発売され、9月4 日には「スピーダーNXゴールド」も発売される。フジクラの快進撃はまだまだ続く。

「24 VENTUS」の性能を徹底解剖!3モデルを打ち比べた試打インプレッション記事はこちらから

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