「リランキング」とは、シード権を持たないトーナメントプレーヤー(TP登録者)の出場優先順位を、いまのメルセデス・ランキングを基準に見直す制度。そのため、序盤戦で好成績を残せたかどうかが、今後の出場可否を大きく左右する。今回は最新リランキングリストとともに、直近の試合や今週の試合で注目選手をピックアップ!

25週目:ニトリレディスゴルフトーナメント
26週目:ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント
27週目:ソニー 日本女子プロゴルフ選手権大会
28週目:第56回住友生命Vitalityレディス 東海クラシック
29週目:第52回ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメン

リランキング突破をほぼ確定的にしている選手たちは?

▼暫定リランキング順位 ※[ >]はピックアップ選手
1:(1stリランク1位)菅 楓華 1007.29pts
2:(1stリランク2位)荒木 優奈 712.22pts
3:(1stリランク4位)仲村 果乃 655.15pts
4:(1stリランク5位)山城 奈々 538.81pts

===シード権当確ptsライン(500pts・8月28日設定)===

5:(1stリランク8位)泉田 琴菜 447.66pts
6:(1stリランク20位)木戸 愛 409.16pts
7:(1stリランク10位)サイ・ペイイン 393.09pts
8:(1stリランク3位)葭葉 ルミ 391.51pts
9:(1stリランク18位)永井 花奈 347.79pts
10:(1stリランク15位)都 玲華 309.56pts
11:(1stリランク17位)髙久 みなみ 309.44pts
12:(1stリランク6位)セキ・ユウティン 282.25pts
13:(1stリランク21位)寺岡 沙弥香 278.59pts
14:(1stリランク7位)宮田 成華 261.55pts
15:(1stリランク12位)笠 りつ子 238.29pts
16:(1stリランク14位)徳永 歩 235.59pts
17:(1stリランク13位)沖 せいら 234.47pts
18:(1stリランク16位)藤田 かれん 219.86pts
19:(1stリランク9位)吉田 鈴 216.83pts
20:(1stリランク11位)後藤 未有 212.79pts
21:(1stリランク24位)篠崎 愛 211.06pts

===第2回リランキング当確ptsライン(200pts・8月28日設定)===

22:(1stリランク28位)永嶋 花音 198.95pts
>23:(1stリランク22位)政田 夢乃 197.48pts
24:(1stリランク45位)福山 恵梨 168.98pts
25:(1stリランク31位)三ヶ島 かな 167.82pts
26:(1stリランク36位)髙木 優奈 167.61pts
27:(1stリランク19位)中村 心 163.64pts
28:(1stリランク25位)大出 瑞月 148.66pts
29:(1stリランク32位)吉本 ここね 146.30pts
30:(1stリランク22位)山路 晶 123.68pts
31:(1stリランク30位)吉川 桃 123.59pts
32:(1stリランク135位)浜崎 未来 116.51pts
33:(1stリランク39位)上野 菜々子 114.28pts
34:(1stリランク27位)森井 あやめ 112.68pts
35:(1stリランク35位)金田 久美子 86.86pts
36:(1stリランク44位)権藤 可恋 81.13pts
37:(1stリランク43位)石川 明日香 76.62pts
38:(1stリランク26位)勝 みなみ 73.33pts
39:(1stリランク56位)吉澤 柚月 69.14pts
40:(1stリランク42位)小滝 水音 69.10pts
41:(1stリランク29位)畑岡 奈紗 66.00pts
42:(1stリランク34位)木下 彩 64.05pts
43:(1stリランク139位)一ノ瀬 優希 64.00pts
44:(1stリランク54位)池ヶ谷 瑠菜 62.60pts
45:(1stリランク38位)小野 祐夢 61.56pts
46:(1stリランク47位)横峯 さくら 60.04pts
47:(1stリランク37位)工藤 優海 57.35pts
48:(1stリランク33位)渋野 日向子 55.00pts
>49:(1stリランク62位)六車 日那乃 50.26pts
50:(1stリランク49位)安田 彩乃 45.70pts
51:(1stリランク57位)仲宗根 澄香 44.45pts
52:(1stリランク46位)岸部 桃子 42.20pts
53:(1stリランク143位)神谷 桃歌 40.87pts
54:(1stリランク41位)手束 雅 39.91pts
55:(1stリランク53位)イ・ナリ 36.01pts

地元期待の星、政田夢乃「ニトリ」での一打が未来を照らす

北海道出身の政田夢乃が、注目を集め続ける理由は明快だ。昨年の「ニトリレディスゴルフトーナメント」では、地元開催に応えるかのように10アンダーで4位タイ(獲得ポイントは88.12pts)という鮮烈な結果を叩き出し、メルセデスポイントを大幅に積み上げた 。

2025年はこれまでメルセデス・ランキングを197.48pts獲得し、現在23位に位置づけている 。みんゴルが独自に設定した第2回リランキング突破の当確である200ptsには届いていないものの、昨年の“北海道での爆発力”を考えると、今週、当確するポテンシャルを秘めている。

北海道開催の大会は、湿気や風など特有のコンディションになるので、北海道に慣れている経験は、他の選手にないアドバンテージとなるはずだ。「地元の声援という追い風」を受け、第2回リランキング突破に向けて、現実味を帯びた戦いが期待される。

画像: 政田夢乃

政田夢乃

六車日那乃「ホステスプロが迎える今季“最後のチャンス”」

今週の「ニトリレディスゴルフトーナメント」は、ホステスプロ・六車日那乃にとってまさに「勝負の舞台」となる。というのも、JLPGAの出場規定では、主催者推薦でのレギュラーツアー出場は年間8試合が上限。六車にとってこの大会が8試合目、すなわち第2回リランキングで上位に入らなければ、今季レギュラーツアー最終戦となる。

これまで出場した7試合(Sky RKBレディス、リゾートトラスト レディス、宮里藍サントリーレディス、資生堂・JAL レディス、ミネベアミツミ レディス 北海道新聞、北海道meiji、NEC軽井沢72)では、上位進出こそ叶わなかったが、経験と悔しさを積み上げてきた。そして所属先がスポンサーになっているニトリレディスは、いわゆる“ホステス大会”。気合は並々ならぬものがあるだろう。

次回リランキング突破の目安である200pts到達には、残り約150ptsが必要で、今大会では2位以上が必要になってくる(4日間競技の2位:180pts)ので、目標としては、この順位となるだろう。

“最後のチャンス”、“恩返しの舞台”。そのすべてが今週に凝縮されている。確率は低くとも、ドラマはゴルフにおいて常に起こりうる。ホステスとして、選手として、自分の名を刻むチャンスは、まさに今この週末にある。

画像: 政田夢乃と六車日那乃

政田夢乃と六車日那乃

写真/岡沢裕行

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