この日発表されたのはライダーカップポイント上位ですでに選出されている6名(スコッティ・シェフラー、ザンダー・シャウフェレ、J・J・スポーン、ラッセル・ヘンリー、ブライソン・デシャンボー、ハリス・イングリッシュ)に加わるキャプテンピックの6名。
ブラッドリーはひとりずつ選手の紹介を交えながら発表をおこなったが最後まで自分の名前を呼ばなかった。
「(選手として)出場しないことはしばらく前に決めていました。難しい決断でしたがいまは最高の6人を選ぶことができてとても満足しています」
彼が選んだ6人のメンバーはジャスティン・トーマス、コリン・モリカワ、ベン・グリフィン、キャメロン・ヤング、パトリック・カントレーとサム・バーンズ。
なかでもメンバー入りを「人生最高の栄誉」と喜んだグリフィンは全米オープンで優勝し今年大ブレイクしたスポーンとともに今回ライダーカップデビューを飾る初出場組のひとり。

ライダーカップ米チームにキャプテンピックで選出されたベン・グリフィン(写真は2025年のツアー選手権 撮影/岩本芳弘)
2年前にイタリアでライダーカップが開催された当時グリフィンはゴルフでは食べていけず住宅ローン会社でデスクワークをしていた。それがわずか2年で誰もが憧れるライダーカッパーに選ばれたのだ。
ポイントランク8位で当確ラインにつけていたが「(キャプテンから)電話がくるまで良い知らせか悪い知らせか半信半疑。不安でいっぱいでした」。良いほうの知らせが届き「感無量です。いまはとても興奮しています」。
彼がメンバーに選ばれたのは今シーズンの戦いぶりを見れば当然の成り行き。優勝が2回、トップ10が10回(シェフラーの次にトップ10が多い!)。しかもメジャーで2回(全米プロ&全米オープン)トップ10に入っている。
さらに今回惜しくもキャプテンピックを逃したアンドリュー・ノバクとコンビを組んでチューリッヒ・クラシックで優勝しチーム戦に強いところもアピールしていた。
25年が開幕したころには考えられなかった躍進ぶり。ブラッドリーはいまライダーカップルーキーを誰と組ませれば最高の化学反応が起きるのかを思案している最中だ。