「ニトリレディス」の2日目を終え首位は8アンダーでささきしょうこ、大出瑞月、ウー・チャイェンの3人が並び、1打差4位タイに永井花奈、金澤志奈、アマチュアの中澤瑠来と続く。みんなのゴルフダイジェスト特派記者でプロゴルファーの中村修が現地からのレポートをお届け。

午前組でウー・チャイェン選手が67の6アンダー(パー73)、ささきしょうこ選手は69とスコアを伸ばし、午後組では大出瑞月選手が68でスコアボードを駆け上がりました。午後組のスタート時間から降り出した雨は折り返す頃から本降りになり、グリーンのスピードやショットの距離感をアジャストしながらのラウンドになりました。

画像: 「ニトリレディス」の2日目を70でプレーしスコアを3つ伸ばして首位から4打差の15位タイで週末に向かう河本結

「ニトリレディス」の2日目を70でプレーしスコアを3つ伸ばして首位から4打差の15位タイで週末に向かう河本結

午後組で注目したのは今日が誕生日の河本結、菅楓華、都玲華選手のグループ。河本選手は1アンダーからのスタートで前半に3バーディ1ボギーと2つスコアを伸ばして折り返します。後半11番パー4で左から6ヤードに切られたピンを狙い通りのフェードボールでバーディを奪いガッツポーズ。

続く13番パー4では、同じく左から6ヤードのピンを狙うも左に外しラフへ。そこからのアプローチをミスして3mほどのパーパットを残すと、慌てずに水を口に含み、しっかりとラインを読み、ルーティンを守って打ったパットはしっかりとカップに沈みます。大事な場面で流れを切らさない所作や落ち着きは、今季の平均ストローク2位につける安定したプレーの秘訣を垣間見た気がします。

画像: 要所でパットを決め、流れを切らさずにスコアを伸ばした

要所でパットを決め、流れを切らさずにスコアを伸ばした

後半を1バーディノーボギーでまとめトータル4アンダーの首位と4打差で週末に向かいます。プレー後に話しを聞くと「昨日ショットが悪かったのを修正できてバーディチャンスを作ることができました。今日はビトゥイーンのクラブ(番手間の距離が残ることが)多くてゲーム運び的には難しかったのですが集中してプレーしました。ラウンド中はバーディを取りたいとか、あっちに打ちたくないとかマイナスのことが出てきたら書き換えるようにしています」と話してくれました。

続いて1アンダーからスタートし69でプレーし5アンダーまでスコアを伸ばした都玲華選手。ルーキーとして参戦する今季はトップ10は3回、最高位は6位タイ、ポイントランクは48位と奮闘中。首位と3打差の7位タイで週末に向かいます。「今までのトップ10は3日間大会だったので自分の実力試しだと思って4日間大会でトップ5に入れるようにしたいです」と話します。

画像: パットの際のルーティンに左手一本の素振りをすることで左サイドに締まりが出て距離感が合うようになった

パットの際のルーティンに左手一本の素振りをすることで左サイドに締まりが出て距離感が合うようになった

ラウンド中に意識していることを聞くと「昨日ドライバーが散っていた原因はテンポが速くなっていたので、今日は切り返しで間を作るようにしたら今日は良かったです」と教えてくれました。ラウンド中も切り返しの間があってドライバーの飛距離も出ていましたし、アイアンでチャンスメークもできていましたのでテンポの修正が奏功したようです。

最後にもう一つパットの際に左手一本の素振りをしていたので聞いてみると「ロングパットの距離感に悩んでいて、左手一本で素振りすると左サイドに締まりが出て大きな筋肉で打てるようになり、昨日はそれで距離感も良かったので今日も続けました」と自分の頭で考えて工夫し実戦で試すPDCAサイクルが上手く回せているようです。明日のプレーにも注目していきましょう。

最後にニトリ所属の菅楓華選手。前半を1バーディ1ボギー、後半もなかなかチャンスを作れずホールを消化すると、16番のパー5でバーディを奪いに行って3パットのボギー。スコアを1つ落としてイーブンパー57位タイで予選通過し決勝ラウンドに進みます。

ショットが得意なドローヒッターの菅選手ですが、左へのミスが幾度か見られました。ラウンド後に話しを聞くと「右のミスよりは左へのミスはOKとしているのですが、あまりスウィングは変えずにボールの位置を少し変えながらプレーしていましたが、なかなかピンに筋ることはなかったので、今日はそういう日なんだなと思ってパッティングで頑張ろうとプレーしていました」とフラストレーションの溜まるラウンドになったようです。

画像: ショットでチャンスを作れずスコアを1つ落としイーブンパー57位タイで決勝ラウンドに進んだ菅楓華

ショットでチャンスを作れずスコアを1つ落としイーブンパー57位タイで決勝ラウンドに進んだ菅楓華

上手くいかないプレー内容を受け入れながらいつもと変わらないテンポで集中したプレーを見せていた姿は、所属先のホステスとして上位で戦いたいという気持ちを持ちが伝わってきました。2年目シーズンを迎えトップ10回数11回で1位、ポイントランク6位という大躍進のシーズンになっていますので初優勝に最も近い選手の一人として今後も注目していきましょう。

トップと4打差以内に23名が入る混戦模様。ビッグスコアを出して抜け出す選手が出てくるのでしょうか。明日も現地からのレポートをお届けします。

写真/中村修

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