DPワールドツアーのアイリッシュ・オープンがアイルランドの名門ザ・Kクラブで開幕。降雨に見舞われ一時中断もあった大会初日ローリー・マキロイは1アンダー69、50位タイと出遅れた。それでも16年に自身唯一のアイリッシュ・オープン制覇を達成したのがこのコースということもありファンの熱視線をひとり占めした。
画像: 50位タイと出遅れたが「感触はいい」と話すマキロイ(写真は25年ツアー選手権、撮影/岩本芳弘)

50位タイと出遅れたが「感触はいい」と話すマキロイ(写真は25年ツアー選手権、撮影/岩本芳弘)

豪雨の朝、熱狂的なギャラリーの前で10番からラウンドをスタートさせたマキロイ。11番でまず1つ目のバーディを奪うと14番、16番、18番をバーディとして上位争いに加わり観客を興奮させた。

DPワールドツアー公式Xで紹介された初日のベストショットTOP5にマキロイのショットが2つランクイン

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ところが3アンダーで折り返した後半はパットが決まらず1バーディ、3ボギー。リーダーボードを急降下し50位タイまで順位を落とした。

「今日のプレーは励みになった。(スコア以上に)感触はむしろ良かった」と出遅れも気にした様子はなし。

「ショットは凄く良かったしグリーン周りも概ね良好。ただラウンド終盤にミドルレンジのパットをいくつか外しただけ。でもカップの淵をかすめていたのでパット自体は上手く打てていた」と前向きな発言をおこなった。

次週DPワールドツアーのフラッグシップトーナメントBMW PGA選手権に出場したあとマキロイはライダーカップのチームメンバーと一緒に渡米する。

行き先は今年のライダーカップの舞台ニューヨークのベスページブラックC。実戦に備えた練習をおこないチームの結束を図るが、マキロイはヨーロッパ代表のエースとして大きな役割を担うことになる。

その前に地元のファンの前で世界トップクラスの実力を示しておきたいというのが本音だろう。

マキロイのアイリッシュOP初日ハイライトをチェック【DPワールドツアー公式YouTube】

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ところで出場予定だったセルヒオ・ガルシアはライダーカップのキャプテンピックを逃した傷心から今大会を欠場した。

ライダーカップ史上最多ポイントを獲得している彼はルーク・ドナルドに指名されることを期待していた。しかし選ばれず「あのチームの一員になることをとても楽しみしていたので精神的にちょっと辛かった」と率直な思いを打ち明けた。

「それが原因でアイリッシュ・オープンに集中できないのは嫌だった。少し休んで気分転換してエネルギー充電することに決めたんだ」

充電中には19歳でATPテニスランキング世界1位になった同郷スペインの天才カルロス・アルカラスとゴルフする約束になっている。

ガルシアも「Buen swing(美スウィング)」と絶賛するカルロス・アルカラスのスウィング【S・ガルシア公式X】

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