9月26日(金)~9月28日(日)ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンゴルフトーナメント

会場:利府ゴルフ倶楽部(18ホール、6638ヤード、パー72)
賞金総額:7000万円、優勝賞金:1260万円
安田祐香が通算9アンダーでツアー初優勝を飾った。この大会は悪天候のため、3日間競技の成立に必要な最少ホール数の27ホールに短縮された。最終ラウンドを単独首位でスタートした安田は、後続に3打差をつけて逃げ切り、アマチュア時代から期待された初タイトルをつかんだ。大会をスポンサードするダンロップの契約プロとして、最高の恩返しとなった。
プレーバック2024

2位には6アンダーで藤田さいき、岩井千怜、渡邉彩香が入り、史上初の2週連続大会連覇を目指した岩井明愛、メルセデスランキング1位の竹田麗央は4アンダーで6位となった。また、アン・シネがこの大会限りでの引退を表明した。
主な副賞
優勝副賞として、SUZUKI『ジムニー シエラ JC』(提供:カーセブン)、利府町賞として利府梨「あきづき」(提供:利府町)、ハワイ往復航空券(1名分、提供:日本航空株式会社)、オールシーズンタイヤDUNLOP「SYNCHRO WEATHER」(提供:住友ゴム工業株式会社)が贈られる。ホールインワン賞として15番ホールには全日対象で、賞金400万円(提供:パシフィックゴルフマネージメント株式会社)が、最終日の最終18番ホールにはイーグル賞として賞金50万円(提供:Sky株式会社)が贈られる。そのほか、最多バーディ賞、ベストスコア賞、コースレコード賞、ベストルーキー賞、特別功労賞など多数用意されている。

副賞授与時の様子(撮影/岡沢裕行)
みんゴル特派記者中村修が語る注目選手
「この大会は、ダンロップ契約選手にとっては特に成績を残したい重要な試合です。私自身も、山下美夢有選手が最少ストロークを達成した2022年の初日は鮮烈に覚えています。3日間大会では初日のスコアが非常に重要になるため、今年は誰がビッグスコアを出すのか注目です。例年、この時期から涼しくなり、グリーンも速くなる傾向にあります。次週の『日本女子オープン』に向けても、大事な試合となりますね。昨年は悪天候で27ホールの短期決戦となりましたが、今年は天気も良さそうなので、本格的な戦いが期待できるでしょう」(中村修)
髙野愛姫

アクサレディスゴルフトーナメント 最終日にて(撮影/岡沢裕行)
中村からのコメント
「先週まで2週連続で好調な髙野選手ですが、スウィングで特に意識していることはないそうです。2週間前の日本女子プロ選手権から調子が良く、FWキープ率も上がっているとのこと。今週のコースはフェアウェイが広いので、思い切りの良いプレーでスコアを伸ばしてくるかもしれません。直近の成績では、『住友生命レディス東海クラシック』で3位タイ、『ソニー日本女子プロ選手権』で8位タイと、優勝も期待できる選手です」
スタッツ(2025年9月24日時点)
飛距離:237yd(51位)
パーオン率:70.0%(30位)
平均バーディ数:2.92(50位)
平均パット数:1.82(46位)
河本結

ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップにて(撮影/姉崎正)
中村からのコメント
「河本選手は今シーズンすでに1勝を挙げており、平均パット数、パーセーブ率、リカバリー率が軒並みトップクラスの数字を残しています。彼女の目標は年間平均ストローク1位。そのため、1打たりとも無駄にしないプレーで、常に上位を狙ってくると予想しています。直近では、『北海道 meiji カップ』で優勝、『ニトリレディス』9位タイと好調を維持しており、今季2勝目を挙げてくれるのではないかと思っています」
スタッツ(2025年9月24日時点)
飛距離:237yd(53位)
パーオン率:69.4%(36位)
平均バーディ数:3.57(8位)
平均パット数:1.76(3位)
都玲華

ニトリレディスでの都玲華(撮影/大澤進二)
中村からのコメント
「ダンロップ契約選手の都選手。昨年は出場試合が少なかったですが、今季はほとんどの試合を出場し、1桁順位が4回と、かなりの成長を遂げている選手です。難コースとして知られている『オークビレッヂ』では9アンダーの4位タイと、ショット力やマネジメント能力も向上し、好成績を出している印象があります。今大会はダンロップ契約選手としてより一層思い入れのある大会だと思いますので、今大会で注目したい選手の一人です」
スタッツ(2025年9月24日時点)
飛距離:242yd(34位)
パーオン率:70.6%(24位)
平均バーディ数:3.20(23位)
平均パット数:1.81(28位)
宮城県にゆかりのある選手!

(撮影/岡沢裕行)
山路晶
宮城県仙台市出身。8歳から競技を始め、中学2年で中嶋常幸が主宰する「ヒルズゴルフ・トミーアカデミー」に入門。畑岡奈紗らと技を磨いた。2019年のプロテストに合格。2021年「リゾートトラスト レディス」2日目には、ツアー史上初となる1ラウンド2度のホールインワンを達成した。直近の成績では、2025年「ソニー日本女子プロ選手権」で49位タイ、「ゴルフ5レディス」で42位タイ、「北海道meijiカップ」で23位タイ。

(撮影/岡沢裕行)
大須賀望
宮城県黒川郡出身。4歳でゴルフを始め、2022年のプロテストに4度目の挑戦で合格。身長146cmと小柄だが、母親から「プロになったら一番小さいよ」と言われたことをきっかけに、それを個性として捉えている。2023年「サロンパスレディス」では、9打差を逆転して下部ツアーでの初優勝を飾った。得意クラブはドライバーで、平均飛距離は230yd。負けず嫌いで明るく、努力を惜しまない性格。目標とする選手は西村優菜。
アクセス情報など
▼電車で来場の場合
∟JR仙台駅からJR東北本線(利府行き)を利用し、利府駅で下車(約20分)。
∟利府駅からは、無料の送迎バスが運行されており、会場まで約10分。
▼車で来場の場合
∟仙台市内から県道仙台松島線(利府街道)を進むと、グランディ・21にある大駐車場が「ギャラリー駐車場」となる。
∟駐車台数には限りがあるため、乗り合わせるか公共交通機関の利用を検討してほしい。
∟ギャラリー駐車場から会場までも、約10分で到着する無料の送迎バスが運行されている。
▼無料送迎バス運行時間
【行き】
∟JR利府駅発:6:45から13:15まで、特定の時間に出発する。
∟ギャラリー駐車場発:午前6:45から満員になり次第随時運行される。
【帰り】
∟利府ゴルフクラブからJR利府駅行き:10:00以降30分間隔、14:00以降20分間隔で運行(最終17:00予定)。
∟利府ゴルフクラブからギャラリー駐車場行き:午前6:45から随時運行(最終17:00予定)。
チケット情報
◆お求め先
ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、イープラス、ミヤテレチケット、藤崎、利府ゴルフ倶楽部、宮城県の一部ゴルフショップ、ゴルフ練習場など
▼前売入場券
∟4枚綴り:1万2000円(税込)
∟2枚綴り:7000円(税込)
∟発売日:2025年7月21日(月・祝)10:00~
∟前売入場券は、予選と決勝いずれの日でも使用可能。
▼当日券
∟9月26日(金)予選1日目:4000円(税込)
∟9月27日(土)予選2日目:4000円(税込)
∟9月28日(日)決勝:5000円(税込)
▼入場無料対象者
∟学生証提示の高校生以下(中学生以下は保護者同伴の場合に限り入場可)
∟障がい者手帳をお持ちの方(同伴者1名まで無料)
中継情報
▼地上波:ミヤギテレビ
∟9月26日(金)10:25~11:25(LIVE)、15:50~17:53(録画)
∟9月27日(土)10:30~11:25(LIVE)、13:30~16:00(LIVE)
▼日本テレビ系 全国23局ネット
∟9月28日(日)15:00~16:25(録画)
▼CS放送:日テレジータス
∟9月26日(金)22:30~24:30(録画)
∟9月27日(土)7:30~10:45(LIVE)、22:15~23:15(録画)
∟9月28日(日)7:30~9:30(LIVE)、22:15~23:45(録画)
▼インターネット配信:U-NEXT
∟9月26日(金)9:30~15:30(LIVE)
∟9月27日(土)10:00~16:00(LIVE)
∟9月28日(日)8:30~14:15(LIVE)
▼日テレNEWS24
∟9月27日(土)13:30~14:30(LIVE)
ギャラリープラザ情報
ゴルフ観戦の合間に利用できるギャラリープラザでは、お弁当や地元の名産品、地ビールなどの飲食を楽しめる。また、ゴルフグッズの販売やパッティング体験、レッスン会といった催しも行われる。ラウンド終了後には、ホールアウトして練習を終えた選手からサインをもらえるチャンスも。色紙だけでなく、キャップやトレーディングカードなどにサインを求めるのもおすすめだ。