タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第88回はブラックのボディにスコッティブルーのチェリーボンプが映える『009 GSS ツアー』について。

マニアを魅了する演出

画像: ブラックのボディに、スコッティブルーのチェリーボンブ&刻印がクールな、GSS(ジャーマンステンレススチール)の009。ソールには、TOUR ONLYおよびCAMERON & CO.のスタンプが押されている

ブラックのボディに、スコッティブルーのチェリーボンブ&刻印がクールな、GSS(ジャーマンステンレススチール)の009。ソールには、TOUR ONLYおよびCAMERON & CO.のスタンプが押されている

一見すると非常にシンプルなデザインの009である。しかし、その細部には、マニアを惹きつけるいくつかの演出が施されている。

まず注目したいのは、バックフェースに刻まれたAcushnet(タイトリストブランドを有するアクシネットカンパニーの社名)の文字。キャメロン氏によると、「これはブルズアイパターなどによく使用していたスタンプですが、ブルズアイが作られなくなった後も、このクラシカルなスタンプを使用することで、スペシャルなパターに特別感を演出しているのです」とのこと。

画像: フェースのトウ部には、SCの文字をデザインして作った紋章のスタンプ(写真右上)

フェースのトウ部には、SCの文字をデザインして作った紋章のスタンプ(写真右上)

また、フェーストウ部には、ダイヤモンドSCと呼ばれるスタンプが。これは諸説あるが、キャメロン氏が全英オープンを訪れたとき英国王室の紋章に魅せられたのをきっかけに、SCの文字をデザインして作った紋章なのだとか。

ほかにも、希少なバーチカルスタンプやスコッティブルーのペイントなど、このパターにはキャメロンならではの魅力が溢れている。それらひとつひとつは派手ではない。でも、マニアはこういう細部にたまらなく惹かれてしまうのだ。

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン

※週刊ゴルフダイジェスト9月30日号「キャメロンマニア宣言」より

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