女子ゴルフの今季国内ツアー第29戦「スタンレーレディスホンダ」は10日、静岡県・東名CC(6435ヤード、パー72)で開幕。米下部ツアーランク5位で来季LPGAツアーの昇格を果たした原英莉花が昨年のリコーカップ以来11カ月ぶりに日本ツアー出場する。そこで"英莉花流"の練習が見られた。
画像: アライメントスティックを両脚に挟んでショット練習する原英莉花

アライメントスティックを両脚に挟んでショット練習する原英莉花

画像: フォローでも右ひざが出ないようにショットしていた

フォローでも右ひざが出ないようにショットしていた

原は8日に帰国し、大会前日の9日午後に来場。ドライビングレンジで練習を始めた。柔軟な体でストレッチをしたあと、ウェッジから打ち込みをスタート。するとアライメントスティック(棒)を斜めに立てて、右ひざに棒の先が当たるように、両ひざに挟むようにセット。長い脚の間に棒を挟むドリルのようだ。

「私の悪いクセで、体がうまくねじれないときに、右足が結構出てきちゃうんで、内旋と外旋を使いながら打つために取り入れています」(原)

スウィングのクセを矯正するドリルだった。

原をプロデビュー当時から見て来ている記者でプロコーチの中村修はこのドリルのポイントを以下のように話す。

「ダウンスウィングで右ひざが前に出ると、手元を下ろすスペースが取れなくなり骨盤が後傾して伸び上がったり、リリースが早くなったりとエラーの要因になります。そこで右ひざにスティックを当てることでひざの動きを抑え、骨盤の前傾をキープしながらダウンスウィングできるようになります」

今季米下部ツアーに参戦して「去年より30Yぐらい伸びた」という原。アマチュアにも参考になる「英莉花流ドリル」で飛距離アップに挑戦してみては。

原英莉花、久々日本ツアー参戦

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