
国別対抗戦「インターナショナルクラウン」の日本代表の2人、古江彩佳と西郷真央(PHOTO/Getty Images)
チーム戦で争われた初日は1勝1分け、2日目を1勝1敗で終えた日本チーム。準決勝進出を賭けた土曜日の開催国・韓国戦では、最終ホールの劇的なバーディで山下・西郷選手ペアが勝利を挙げます。
そして迎えた26日日曜日は、午前中に準決勝、午後に3位決定戦および決勝戦を行うハードスケジュールです。
午前中のシングルス2試合&ダブルス1試合で争われる準決勝の相手はアメリカチーム。西郷・古江選手ペアは1アップで勝利を収めますが、竹田選手は2&1、山下選手は4&2で惜しくも敗れ、日本チームは3位決定戦に回ることが決定。
3位決定戦の相手はいわゆる世界選抜的な存在である「ワールド」チーム。ニュージーランドのリディア・コー、イングランドのチャーリー・ハル、カナダのブルック・ヘンダーソンといった強力なメンバーが並びます。
ひとつでも良い順位で大会を終えたい日本チームでしたが、古江選手がチャーリー・ハルに4&3で敗北。竹田選手もリディア・コーに敗れて勝負あり。日本チームは準決勝に進出するも、4位で大会を終えることになりました。
日本選手の成績をまとめると以下。
西郷真央選手 3勝2敗
古江彩佳選手 1勝1分3敗
山下美夢有選手 3勝1分1敗
竹田麗央選手 1勝2分2敗
準決勝、決勝で日本チームは残念ながらシングルスで全敗。西郷選手は最終日ダブルス戦に2試合臨み、2連勝と気を吐きました。
さてこの試合の賞金総額は200万ドル(約3億5560万円)。1位チームには50万ドルが払われ、4位チームの賞金額は22万800ドル(約3373万円)となっています。ひとりあたりの獲得賞金額は、単純に4で割れば5万5420ドル≒843万円ということになります。
この金額は、試合によって賞金額が違うので一概には言えませんが、米女子ツアーでいえばだいたい“10位前後”という感じ。
ちなみに優勝チームは500,000ドルの賞金なので、一人当たりは125,000ドル(約1909万円)で、これはだいたい4〜5位相当の賞金になります。
とはいえこの試合は国別対抗戦。賞金も大切ですが、それ以上に負けられない戦いだったのではないでしょうか。
