
左上から時計回りに「#7」、「ROSSIE」、「JAILBIRD」、「JAILBIRD CRUISER(38インチ仕様)」。構えた違和感が少ないことがわかる
浅重心化の妙技! シャフトは傾けなくていい
“ゼロトルクパター”は、ストロークの安定性で一大勢力となったが、その構造上、シャフトを飛球線方向(ハンドファースト)に大きく傾けて構える必要があるモデルが多く、構えにくさや違和感を訴えるゴルファーも存在していた。

TRI-HOT構造でヘッド重心を浅重心化
オデッセイがこの課題を克服するために生み出したのが、3種類のヘッド素材を配置した「TRI-HOT構造」だ。フェース側からタングステン、ステンレススチール、アルミニウムを順に配置することで、ヘッドの約80%もの重さをフェース側に集中させることに成功。これにより、従来の“ゼロトルクパター”よりも大幅な浅重心化を達成した。
浅重心化されたことで、重心からフェース面が前に大きく張り出すことがなくなり、シャフトを傾けることなく一般的なパターのように装着することが可能となった。これにより、構えやすさが向上し、誰もが違和感なくゼロトルクのメリットを享受できるという。
「Ai-DUAL・インサート」と新溝で順回転を安定化

白いインサートが軟らかい樹脂で黒いインサートが硬い樹脂という「Ai-DUAL・インサート」を採用
フェースには、約1万5000回のシミュレーションを経てAIが開発した「Ai-DUAL・インサート」を新搭載。このインサートは、ボールを打つ側に軟らかい樹脂、内側に硬い樹脂の2層構造でできており、打点によらずボールスピードのバラつきを抑えるAi-ONEインサートの性能を受け継ぐ。
さらに、この「Ai-DUAL・インサート」は、ヒットした場所に関わらず、傾斜や芝目の影響を受けにくい安定した順回転がかかるよう設計されている。
また、打感の向上と転がりの良さに大きく貢献するのが、新採用の「F.R.D(Forward Roll Design)グルーブ」だ。従来の波状ではなく、直角三角形の窪みが連なったような独特の形状をしており、バックスピンを抑制し、ボールの転がりをさらに良くする。
ラインアップは4種類。「#7」「JAILBIRD」「ROSSIE」も

左上から時計回りに「#7」、「ROSSIE」、「JAILBIRD」、「JAILBIRD CRUISER(38インチ仕様)」
ラインアップは、オデッセイの定番であるツノ型の「#7」、黒と赤のストライプアライメントが特徴の「JAILBIRD」、人気のマレット形状「ROSSIE」の3モデルに加え、長さ38インチのCRUISER仕様「JAILBIRD CRUISER」の合計4種類が展開される。
シャフトには、トルクが少なく慣性モーメントも高めてくれるSTROKE LABシャフトを採用。また、正確なボールセットをサポートする十字形のニュー・クロスヘアー・アライメントも新採用されている。
Square 2 Square TRI-HOTパター 概要
● モデル: #7、JAILBIRD、ROSSIE、JAILBIRD CRUISER
● 価格: TRI-HOTパター 8万2500円(税込)、CRUISERパター 8万9100円(税込)
● 発売日: 2025年11月7日(CALLAWAY SELECTED STORE限定)
● インサート: Ai-DUAL・インサート(F.R.Dグルーブ採用)
● 特長: 3素材による浅重心化で、シャフトを傾けずゼロトルクを実現。
構えやすさと最新テクノロジーを融合させたこのパターは、多くのゴルファーのパッティングに革新をもたらすだろう。
 
				
				
 
						
						

















 
	 
	 
							 
							 
							