タイガー、松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。第94回はツイストネックと「&」スタンプが特徴的な『ニューポートロングネック GSS TWISTY』について。

ハイバフ仕上げとスコッティブルーの彩り

画像: ニューポートロングネック GSS TWISTY:ロングツイストネックが溶接で取り付けられたGSSのニューポート。ツイストネックのパターは2000年頃から作られ始めたが、初期はルーズな(ねじれが少ない)ものが多かった。ちなみにこのパターは08年製

ニューポートロングネック GSS TWISTY:ロングツイストネックが溶接で取り付けられたGSSのニューポート。ツイストネックのパターは2000年頃から作られ始めたが、初期はルーズな(ねじれが少ない)ものが多かった。ちなみにこのパターは08年製

「CAMERON & CO.」の「&」が、フェース全面にデザインされた、「FANCY FACE」のニューポートである。ファンシーフェースは、フェースに同じスタンプが複数刻印されたデザインで、他に7ポイントクラウンやスコッティドッグなどのファンシーフェースがある。

ちなみに、「&」スタンプのファンシーフェースは、キャメロン氏と親交の深いオーナーのカスタムオーダーによって生まれたもので、当初はこの1本だけだったが、後に数本が作られたとされている。

画像: 画像左:バンパーの「NO.1」は、「&」のファンシーフェースが採用された1本目、という意味と思われる 画像右:構えてみると、ねじれたネックがまったく気にならないことがわかる

画像左:バンパーの「NO.1」は、「&」のファンシーフェースが採用された1本目、という意味と思われる
画像右:構えてみると、ねじれたネックがまったく気にならないことがわかる

ハイバフ仕上げのボディに、スコッティブルーのファンシーフェース。このパターはそれだけでも美しいのだが、ロングのツイストネックが、さらなる彩りを加えている。

ネックをここまでねじって、パターの性能は失われないのか? そう思う読者も多いことだろう。しかし、構えてみると、ねじれたネックは微塵も気にならず、ツアーモデル同様の性能が保たれているのがツイストネックの凄さである。「美」を表現しながらも、「実」を失わない。スコッティキャメロンの真骨頂ともいえるパターであった。

※GSSは、ジャーマンステンレススチールの略

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン

週刊ゴルフダイジェスト11月11日号「キャメロンマニア宣言」より

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