11月13日に石川県にある片山津ゴルフ倶楽部 白山コースにて、月刊ゴルフダイジェストが主催する「全日本ダブルスゴルフ選手権 スリクソンカップ」の決勝大会が行われた。11月ながら半袖でプレーする選手がいるほどの天候に恵まれた本大会をレポート。
画像: スタート前は楽しそうな雰囲気だけでなく競技ならではの緊張感もあった!

スタート前は楽しそうな雰囲気だけでなく競技ならではの緊張感もあった!

片山津を2人で攻略したい!

画像: 写真は最終18番ホール。フェアウェイには大きなバンカーが

写真は最終18番ホール。フェアウェイには大きなバンカーが

2000年の初開催より、今年で26年目のシーズンを迎えたダブルス大会。関東大会決勝の2会場、中部大会決勝、関西大会決勝の2会場、九州大会決勝、沖縄大会決勝の7つの決勝を勝ち上がった総勢56ペアが片山津ゴルフ倶楽部に集結した。ここでの開催は2年ぶりで、予選会を勝ち抜いた選手に話を聞いた際は「そもそも片山津でラウンドできるのが楽しみです。行けるのが嬉しい!」「バーディを簡単に獲らせてくれるコースじゃないから、いかに耐えるか」なんて言葉も多かった。

それもそのはず、片山津ゴルフ倶楽部白山コースは伝統と格式を兼ね備えた、言わずと知れたトーナメントコース。これまでいくつものメジャートーナメントを開催し、2026年には国内女子メジャーの「ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会」を開催予定の名門。出場選手もこの難コースをどう攻略するか、ラウンド開始前から楽しさと緊張が入り混じっている雰囲気が流れていた。

シード権争いにワクワクドキドキ

優勝ペアには来年から3年間シード権が与えられ、2位~5位のペアは来年のシードが付与される。本大会は表彰式を行わず、上がってきた順番からスクリーンにスコアが反映され結果が分かるスタイルを取り入れていることから、暫定順位が上のペアは自分たちの順位を気にし、スクリーンの前から動かない選手も。結果を待ちわびる姿を見ると、勝ち負けへの熱い気持ちとドキドキ感を強く感じた。

すでにリベンジを狙う猛者も!

画像: 惜しくも優勝を逃した山本さん(左)孫さん(右)

惜しくも優勝を逃した山本さん(左)孫さん(右)

今回の優勝スコアは70ストローク(2アンダー)。ただ、順位決定のルールがマッチング方式のため、同スコアの70ストロークでも優勝できず悔しさをにじませるペアも。惜しくもマッチング方式で3位となった、吉岡隆弘さん孫徳弘さんに話を聞くと「とにかく悔しい!優勝するつもりできたから……。最終ホールのボギーが痛かったですね。来年こそ、絶対リベンジですね!」と熱く語ってくれた。

その後も「でもあの時パッティングはもう少し強気でいけたよね、ラインの読みが甘かった」とペア同士で反省と今後どうするかの話をしていた。これこそが2人で協力し合うダブルスの魅力では? と感じた。2人で競技をしているからこそお互いの良いところ、もう少し頑張れたところを言い合え、ともに成長ができる。“楽しい”だけじゃない部分も垣間見えた。

ダブルスで競技デビューしてみませんか?

画像: 来年はゴルフでちょっとした緊張感、味わってみては?

来年はゴルフでちょっとした緊張感、味わってみては?

11月13日で今年のダブルス選手権は幕を閉じたが、多くの選手が「来年もこのペアで一緒に出ます!」とコメントしてくれた。競技はまだちょっと……と思っているそこのあなた!来年は仲のいい仲間を誘ってこのダブルス選手権に出場してみてはいかがだろうか?“楽しい”だけじゃない新たな発見が見つかるはずだろう。

撮影/大澤進二
協力/片山津ゴルフ倶楽部 白山コース

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