
前週の伊藤園レディスで初優勝を果たした脇元華がエリエール初日首位に立った
脇元が好調を持続した。前週の伊藤園レディスで悲願の初優勝を達成した勢いを今週に持ち込み、66、ボギーなしの完ぺきに近い内容で佐久間と並んで首位スタートを決めた。
「(初優勝を果たし)流れがいいですね。先週と違うのは気持ちがそこまで切羽詰まっていないので、余裕があるじゃないけど、気持ちよくゴルフができているなという感じがします」
この日はインから出て11番パー5で2メートルを入れてバーディ。15番パー4は6メートルを沈めてスコアを伸ばした。17番パー5も2メートルを沈めて前半を3アンダー33で折り返すと、後半は1番パー4と7番パー4で8メートルのバーディパットを決めるなどして3つスコアを伸ばした。
「先週と比べたら球は曲がりました。ドライバー(のフェアウェイキープ)が8回でした。14番(パー4)でバンカーに入れたけど、なんかうまく打てて1メートルに寄りました」

伊藤園でもバーディを連発したパッティングスタイル
先週から好調なパッティングが支えになっている。
「パターを(樋口久子)三菱電機(レディス)から替えたのが結構いいかもしれません。握り方も変えました。人差し指を伸ばしていたのですが、それを引っ込めました。TOTO(ジャパンクラシック)の週に(地元)宮崎で練習したときにふとやってみたら、ストロークがしやすかったので」
見事な内容でトップ発進をし、2週連続優勝を狙える位置につけた。
【動画】脇本華のホールアウト後インタビュー【JLPGA公式X】
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x.com「1個1個に集中してやり切っていたら、またいい位置で戦えるのかなと思うので頑張っていきたいです。普通にやっていきたいです」
勝ち方を知った脇元が女子ツアー終盤戦の主役に躍り出た。
