女子ゴルフの今季国内ツアー第35戦「大王製紙エリエールレディス」第1日が20日、愛媛県・エリエールGC松山(6595ヤード、パー71)で行われ、今月の最終プロテストに合格した18歳の吉﨑マーナ(沖縄カトリック高3年)はプロ入会前とあってアマチュアの立場のままで出場し、6バーディ、2ボギーの4アンダー67で回り、首位に2打差の4位につけた。仮に予選を通過した場合は、プロテストに合格しているものの賞金がもらえない珍しいケースとなる。
画像: 11月7日にプロテストに合格した吉﨑マーナ(眞夏)

11月7日にプロテストに合格した吉﨑マーナ(眞夏)

吉﨑は今月初めの最終プロテストに合格したが、プロ入会日が12月1日のため、今大会の時点での立場はアマチュアのまま。それでも1球入魂のプレーを披露し「気持ちは全然アマチュアのときと変わらないです。まだそんなにプロになったという実感もわいていないので。アマチュアのときとずっと変わらずという感じです」とまだあどけなさも残る笑顔で話した。

この日は4番パー4でピンまで残り90ヤードを52度で2メートルにつけてバーディが先行。6番パー4でボギーをたたいたが、第2打を80センチにつけた7番パー4から3連続バーディを奪った。後半も1つスコアを伸ばし、首位に2打差の4位で初日を終えた。

「今日はボギーが2つあって、そこも防げた部分だったので、全体にプロテストよりいい感じに流れをつかみながら回れたと思う。今週はアマチュア最後なので、本当にいい終わり方ができればいいなと。ゴルフの内容もですけど、出るからには優勝を目指してやっているので」

吉﨑の名前は吉﨑真夏だが、登録名は片仮名の「吉﨑マーナ」とする考えで「はい、します」と元気いっぱい答えた。

2日目以降は首位の脇元、佐久間に2打差を追いかける展開。

「伸ばしていかないとダメだと思うので、バーディを取れるところでしっかり攻めたい。パッティングがいい感じになってくれれば、リズムを作っていけると思う」

賞金より名誉と経験を求め、吉崎が残り2日間に挑む。

2025年プロテスト合格者一覧

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