前週のバターフィールド・バミューダ選手権で優勝争いを演じ台風並みの強風に帽子を被らず挑んだ最終日、最終ホールで1.5メートルのパーパットを沈めていれば2位タイに入り最終戦を楽に戦えていたはず。
それでもフォールシリーズ2度目のトップ4入りでポイントランクはレギュラーシーズン終了時点の134位からついにシード圏内の99位まで上げてきた。
他の選手の成績にもよるがRSMで予選さえ通れば来季のシードを確定できるところまできた。
しかし初日は上がり2連続ボギーで貯金を減らし2アンダー68でホールアウト。首位グループに8打差の88位タイと出遅れた。

RSMクラシックに参戦中の金谷拓実。前週終了時点ではポイントランク99位。来季PGAツアーの出場権がフルシード(100位以内)となるか準シード(101~125位)となるかが今大会で確定する(写真/Getty Images)
プロジェクト(予想順位)は2ランクダウンの101位。プランテーションCでプレーする第2ラウンドの成績次第で来季のフルシードか準シード(101位から125位)かが確定する。
先週はDPワールドツアーの最終戦でアマチュア時代からのライバル・中島啓太が有資格者を除くポイントランク8位に入ってPGAツアー昇格を決め男泣きに泣いた。
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x.comひと足先にQスクール(最終予選会)を突破しPGAツアーデビューを飾った金谷も負けてはいられない。来季は中島とともに昔から2人が目標にしてきた夢舞台で凌ぎを削りたい。
そのほか星野陸也(SS)も金谷と同じく88位タイ発進。ポイントランクは172位から1ランクダウンだが彼は今季公傷が認められ来季の決められた試合内でトップ100の基準を満たせばシード入りのチャンスがある。
大西魁斗(PT)は1アンダー71で104位タイ。ポイントランク201位で来季の降格が決まっている。
もうひとりシード圏内の久常涼(PT)は10番スタート、2番目のホール(11番パー3)をトリプルボギーとしたがその後盛り返しイーブンパー72でホールアウト。125位タイと大きく出遅れこのままではポイントランク97位に後退。それでもシード圏内には残れそうだ。
上位は今大会のトーナメントディレクター(トッド・トンプソン氏)の息子デービス・トンプソン(PL)とパーオン率100パーセントだったリコ・ホーイ(PL)、パー70のシーサイドCであわや59(ノーボギー60)をマークしたダグ・ギムが10アンダーで首位に並んでいる。
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