4人の選手が各ホールに賭けられた賞金を奪い合う「スキンズゲーム」。08年を最後にこのイベントは中断されていたが今年サンクスギビング(収穫感謝祭)の週にフロリダのパンサーナショナルGCで復活。その模様がプライムビデオで放送される。出場するのは米ツアー25年の年間王者トミー・フリートウッド、メジャー2勝のザンダー・シャウフェレ、ライダーカップキャプテンのキーガン・ブラッドリーに加えシェーン・ローリーの面々。かつてタイガー・ウッズやフレッド・カプルスらが名勝負を繰り広げたイベントが新装開店する。
画像: スキンズゲームに参戦する4名。左からトミー・フリートウッド、キーガン・ブラッドリー、シェーン・ローリー、ザンダー・シャウフェレ(撮影/岩本芳弘)

スキンズゲームに参戦する4名。左からトミー・フリートウッド、キーガン・ブラッドリー、シェーン・ローリー、ザンダー・シャウフェレ(撮影/岩本芳弘)

古参のファンにとっては懐かい、新規ファンにとっては目新しい「スキンズゲーム」。17年前まではその年に活躍したビッグネームが出場する華やかなイベントだった。

第一回大会にはジャック・ニクラス、アーノルド・パーマー、ゲーリー・プレーヤー、トム・ワトソンの豪華メンバーが一堂に会し、タイガーがゴルフシーンに登場してからはカプルスやペイン・スチュワートらが参加。

大会5回の優勝を誇るカプルスは“ミスター・スキンズ“の異名を取った。ちなみにタイガーの優勝は1度だけ。

現代風のアレンジが加えられているが競技方式は変わらず各ホールに賭けられた賞金を4人が奪い合うというもの。2人以上のプレーヤーが同点の場合は賞金が繰り越される。

しかし新たに「リバース・パース」が導入され各選手が100万ドル(約1億5千万円!)の賞金を持ってスタートしそれをいかに減らさず、どれだけ増やせるかが勝負になる。

記者会見ではすでに4選手が舌戦を繰り広げ「キーガン(ブラッドリー)はすでに僕とトミー(フリートウッド)にライダーカップの話をしないように賄賂を渡してきました(笑)」とローリー。

ライダーカップの敗戦の将ブラッドリーはローリーとフリートウッドに対し「イカれたあの2人に仕返しするチャンスだ」と息巻いて笑いを誘った。

当初キャスティングされたのは舞台のパンサーナショナルGCをニクラスと共同設計したジャスティン・トーマス。しかし椎間板のマイクロ切除を行ったばかりで欠場となりローリーが代役に抜擢された。

それを悲しんだのがシャウフェレ。

「JT(トーマス)に関しては不利な材料が山ほどあるから、悪口をいって自滅させようと思ったのに残念(苦笑)」

ところで今回まったく新しいテーマソングとオープニングタイトルが制作され話題になっている。

Netflixのゴルフドキュメンタリー『Full Swing』の音楽を担当したジェフ・バーガーが作曲したテーマミュージックに合わせたオープニング映像は映画『007』シリーズを彷彿させるカジノ風アレンジ。過去の名シーンも盛り込まれなんともオシャレだ。一見の価値あり。

【動画】スキンズゲームのオープニング映像をチェック

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