PXG Japan合同会社(本社:東京都港区)は、物理学、マテリアル科学、フィッティング技術の革新を融合させた新世代メタルウッドシリーズ「Lightning(ライトニング)」を12月12日(金)に発売すると発表した。シリーズの中心となるドライバーは、PXG史上最も革新的な技術を搭載し、「スピード、パワー、そして精度」でスウィングの常識を塗り替えるという。

左から「Lightning Max-10K+」「Lightning Max Lite」「Lightning Tour Mid」「Lightning Tour」
新開発「チューンドフェース」がエネルギー伝達を最大化
Lightning ドライバーの核となるのは、航空宇宙分野で用いられる振動モード解析を応用した新開発の「チューンドフェース」だ。
これは、インパクト時にボールが自然に圧縮されるタイミングに合わせて、フェースの主要固有振動数を最適化する技術。フェースのたわみを最も効果的な瞬間に発生させることで、エネルギー伝達効率を最大化し、フェース広範囲でボール初速の向上を実現した。PXG契約プロのクリスティアン・ベゾイデンハウトも、「初めて使った時、ボール初速の伸びにすぐ気づきました」とコメントしている。
大慣性モーメント設計と「レーザーエッチングフェース」で安定性も向上
この高性能フェースを支えるのが、従来比最大84%拡大したカーボンファイバー構造を採用した新設計。これにより余剰重量をヘッド周辺に再配置し、4モデルすべてで非常に大きいMOI(慣性モーメント)を可能にした。特に「Lightning Max-10K+」は、USGA規定上限に迫る超大MOIを実現している。
さらに、PXG独自の「レーザーエッチングフェース」を採用。微細なパターンがフェース摩擦を高め、ウェット・ドライを問わず、スピン量の安定化と弾道のバラつきを抑制する。
全モデルに搭載された「精密ウェイト調整システム」により、打ち出し角、スピン量、ドロー/フェードのショット傾向を自在に調整可能であり、「これまでで最も一貫性の高いドライバー」(ベゾイデンハウト)という評価を得ている。
PXG Lightning ドライバー ラインアップ(メンズ)
| モデル名 | 推奨プレーヤータイプ | 打ち出し、スピン性能 | 寛容性、MOI | 特徴 | 価格 |
| Lightning Tour | 高ヘッドスピード、上級者 | 低弾道、低スピン | 操作性、コンパクト | 強弾道、ツアーコントロール | 10万5600円〜 |
| Lightning Tour Mid | 競技志向 | 中弾道、中スピン | 安定性、バランス | Tour形状とやさしさの両立 | 10万5600円〜 |
| Lightning Max-10K+ | 寛容性重視の全ゴルファー | 高弾道、低中スピン | 超大MOI (10K+) | PXG史上最も寛容性が高い | 10万5600円〜 |
| Lightning Max Lite | 中ヘッドスピード | 高弾道、中スピン | 軽量、高安定 | 最も振りやすい | 10万5600円〜 |
| モデル名 | ロフト角ラインナップ | 標準ライ角 | ヘッド重量 |
| Lightning Tour | RH 8度, 9度, 10.5度 / LH 9度 | 59度 | 203g |
| Lightning Tour Mid | RH 8度, 9度, 10.5度 / LH 9度, 10.5度 | 60度 | 203g |
| Lightning Max-10K+ | RH 9度, 10.5度, 12度 / LH 9度, 10.5度, 12度 | 60度 | 203g |
| Lightning Max Lite | RH 10.5度, 11.5度 / LH 10.5度, 11.5度 | 60度 | 189g |
