女子ゴルフの来季前半出場権をかけたQTファイナル最終日が5日、茨城県の宍戸ヒルズCC(6418Y・パー72)で行われ、トップは15アンダーの倉林紅。開幕から第1回リランキングまでほぼ出場できる前半戦の出場資格が得られる36位の山路晶のスコアは3アンダー。今大会に出場した104選手の順位が確定した。

QT順位1位は倉田紅(撮影/岡沢裕行)
36位までのなかに、初めてレギュラーツアーの前半戦にフル出場する選手も多くいる。
11月にプロテストに合格したばかりの新人プロは、倉林紅が15アンダー1位、トップ合格の高校生プロ伊藤愛華が7アンダー16位、ジ・ユアイが6アンダー17位、藤本愛菜が6アンダー21位、肥後莉音5アンダー23位。この5人はレギュラーツアーの開幕戦からその雄姿を見られることになる。また、この36位というのは見込みの順位のため、3アンダー37位の佐田山鈴樺も出場できる可能性は十分ある。
昨年プロテストに合格した今季のルーキーは、神谷桃歌が13アンダー2位、加藤麗奈が10アンダー7位、六車日那乃が9アンダー9位で前半の出場権を手にした。
シードをキープできなかった今季のシード選手は、川﨑春花が7アンダー15位、尾関彩美悠が4アンダー29位。新垣比菜は2アンダーで39位だが、ほぼほぼ出場できる見込み。51位の小林夢果、55位の森田遥、84位の吉本ひかる、86位の臼井麗香、101位の山内日菜子はレギュラーツアー前半戦の出場機会を逃し、来季の主戦場はステップ・アップ・ツアーになりそうだ。
