米女子ツアーのQシリーズファイナル(最終予選会)が進行中です。2日目を終えて日本勢は西村優菜選手が首位と3打差の6アンダー7位タイ。櫻井心那選手はスコアを伸ばして5アンダー9位タイに浮上。渋野日向子選手はスコアを伸ばせず18位タイと少し順位を落としましたが、3選手が25位タイまでに与えられる出場権の“圏内”でプレーしています。伊藤二花選手は4オーバー84位タイと、明日からの巻き返しに期待です。
画像: Qシリーズ2日目18位タイの渋野日向子

Qシリーズ2日目18位タイの渋野日向子

さて、そんなファイナルクオリファイの開幕前、LPGAの公式サイトで1本の記事が公開されました。それが「2025年LPGAクオリファイングシリーズ最終予選会について知っておくべき3つのこと」という記事。

そのなかで、「ファイナルクオリファイからの成功例」として名前が挙げられていたのが、日本の岩井ツインズ。岩井明愛・千怜の両選手は今年ともに米女子ツアーで勝利を挙げていることから、「LPGAツアー優勝者となった日本人双子姉妹」はクオリファイ通過者の成功例として、同じくファイナルクオリファイから米女子ツアーに進み、メジャーを制して新人賞を受賞した山下美夢有選手とともに紹介されています。

また、日本人選手のなかで記事中で複数回取り上げられているのが渋野日向子選手。「(2025年の出場権保持者として)再びLPGAツアーの出場資格を争う選手」として名前が挙げられ、2019年にメジャー・AIG女子オープンを制した選手として「LPGAツアーカードを獲得するかどうかに関わらず、ファンの注目を集める選手」としても紹介されています。渋野日向子選手、日本のみならず、本当に世界中で注目度の高い選手です。

ちなみに、2日目を終えてトップに立っているヘレン・ブレームは今年欧州女子ツアー(LET)で戦ったハタチのドイツ人選手で、2位はスロベニアの選手。

7位タイまでの8選手はすべて違う国籍の選手たちで、まさに世界中の精鋭が少ない椅子を奪い合っているという状況。そんななか、昨年多くのスターを輩出した実績から一際注目を集めているのが日本勢と言えるかもしれません。

ファイナルクオリファイは日曜日と月曜日にそれぞれ第3、第4ラウンドを行い、65位タイまでの選手が火曜日に開催される最終ラウンドに進出。そこで25位タイまでに入れば、来季の出場権が得られます。

試合はまだ残り3日。長い戦いは、まだ折り返し地点にも到達していません。引き続き、注目です。

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