日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の年間表彰式「JLPGAアワード」が16日、都内ホテルで行われ、今季ツアーを盛り上げた優勝者と各受賞者らが艶やかなドレス姿や着物姿を披露した。
画像: アワード3冠の佐久間朱莉(撮影/岡沢裕行)

アワード3冠の佐久間朱莉(撮影/岡沢裕行)

今季4勝を挙げ、「年間最優秀選手賞」「賞金ランキング第1位」「平均ストローク第1位」の3冠に輝いた佐久間朱莉。女王らしいドレスアップ姿で登壇した。

「BEST PLAY OF THE YEAR」は復活優勝へ導いた最高のリカバリーショットを見せた菅沼菜々が受賞。乃木坂46 のデザイナーが手がけたドレスで、アイドルらしいドレスアップ姿を披露した。

ほかにも、国内外で活躍した選手たちが豪華な衣装を身にまとい、各部門で表彰された。

◆JLPGAアワード2025受賞一覧

●年間最優秀選手賞(JLPGA Mercedes-Benz Player of the Year)

・佐久間朱莉
年間累計ポイント:2681.61pts。初優勝を含むJPGAツアー年間4勝を挙げ、初の年間最優秀選手に輝く。KKT杯バンテリンレディスオープン優勝、ブリヂストンレディスオープン優勝、アース・モンダミンカップ優勝、マスターズGCレディース優勝。また、シーズン全試合に出場し、年間トップ10回数は自己ベスト更新の19回。

●賞金ランキング第1位

・佐久間朱莉:年間獲得賞金額=2億2728万5959円

●平均ストローク第1位

・佐久間朱莉:70.0585ストローク

●JLPGA 明治安田 新人賞

・荒木優奈
2024年12月1日入会/97期生。ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント優勝、メルセデス・ランキング7位 1529.58pts、PGAツアー年間獲得賞金7位、1億86万2323円※プロテスト開催時期変更後、ルーキー選手として初の1億円突破。年間トップ10回数5位14回

●JLPGAステップ・アップ・ツアー 明治安田ステップ・ランキング第1位

・大久保柚季

●敢闘賞:当該年度の国内外のツアー競技において、特に印象に残る活躍をした者

・竹田麗央 Blue Bay LPGA 優勝

・岩井千怜 MEXICO Riviera Maya Open at Mayakoba 優勝

・岩井明愛 The Standard Portland Classic 150%

・西郷真央 The Chevron Championship 優勝

・山下美夢有 AIG Women's Open, MaybankChampionship
USLPGAツアーにおいて新人賞「2025 Louise Suggs Rollex Rookie of the Year Award」を受賞。1990年の現JPGA会長・小林浩美、2024年の西郷真央に続く日本人3人目となるルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。

●JLPGA栄誉賞:当該年度に新記録を樹立した者

・申ジエ
ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント終了後、生涯獲得賞金1位になり、5月のワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ優勝でJLPGAツアー史上初の14億円を突破。現在の生涯獲得賞金は14億5963万6838円。

●JLPGA輝き賞:世界を舞台に顕著な活躍をして大いに輝いた選手

・西郷真央 The Chevron Championship 優勝

・山下美夢有 AIG Women's Open 優勝

●BEST PLAY OF THE YEAR:PLAY OF THE MONTHの中で最も優れたプレー

・菅沼菜々
5月受賞『復活優勝へ、渾身のリカバリー』=パナソニックオープンレディースゴルフトーナメント最終日。2年ぶりの復活優勝に向けて絶対落とせない最終18番ホールで見せた、技術が光った渾身のリカバリー。

●メディア賞・ベストコメント部門:共同会見やインタビューなどで、最も印象に残った選手の一言

・工藤遥加 「失敗するのがカッコ悪いんじゃなくて、チャレンジしないのがカッコ悪いんだ」
初優勝を果たしたアクサレディス優勝会見で紹介された。2023年2月にソフトボールのビックカメラ高崎の選手と合宿を行い、その際に藤田倭選手から言われて自身のプロ意識が変わったというひと言。

●特別賞:当該年度に顕著な活躍をした者や広く社会に認められる活動を行った者など

・Hitachi 3ToursChampionship JPGAチーム
JLPGAチームメンバー:佐久間朱莉、神谷そら、河本結、菅楓華、高橋彩華、荒木優奈。2023年大会から続き、史上初の大会3連覇。通算優勝もJGTOを抜き最多となる9回目を達成した。

●JLPGA特別功労賞

・樋口久子
日本女子プロゴルファーの第1期生の一人であり、アメリカツアーにも参戦するなど、常に日本人女子選手の先駆者として活躍。現役引退後は、日本女子プロゴルフ協会の会長や相談役を長年務め、若手の育成や女子ゴルフ競技の普及と発展に尽力されました。選手として、また協会のリーダーとしても、日本の女子ゴルフの地位向上に多大な影響を与えた「レジェンド」です。日本の女子ゴルフ界の発展への貢献に対して特別功労賞を授与します。

1967年11月1日入会(1期生)。ツアー通算優勝回数72回(国内69勝、海外3勝)。1977年、日本人選手として初の海外メジャー競技優勝(全米女子プロゴルフ選手権優勝)、1997年、日本女子プロゴルフ協会会長就任(~2011年1月まで。2011年2月から相談役、2018年3月か5顧問)。2003年 世界ゴルフ殿堂入り。2005年日本体育協会理事就任。2007年紫綬褒章受章。2008年国際女子スポーツ殿堂入り。2013年日本プロゴルフ殿堂入り。2014年文化功労者顕彰

※『ゴルフビジネス賞』、『ティーチャー・オブ・ザ・イヤー清元登子賞』は該当者なし

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