
試打・解説 関浩太郎
ギアに精通するインストラクター。SEKIGOLF CLUB目黒主宰

クラブ調整&解説 吉川 仁
クラブ調整を専門に行うクラフトマン兼フィッター。4+フィッティングラボ市ヶ谷主宰
試打方法:計測はトラックマン、ボールは本間ゴルフのTW-Xで行った
カチャカチャ実例① ウェイト入れ替え、フラット2度 こんなに変わるって凄い!

ネックの“カチャカチャ”でロフトやライ角を変えてもシャフトが回転しない独自機能。MAXではライ角を2度フラットにして試打
TW777 MAXはつかまりの良さとミスヒットに強い直進性能が特徴で、多くのアマチュアに合致する。関プロがそれを考慮してHS40〜41m/sで、ネックもウェイトもシャフト(VIZARD for TW777/S)もすべて標準仕様で打った。

TW777 MAX試打データ
「大きなドローが出て、とてもつかまりがいいです。HS40.3m/sで229.6ヤードは高初速ヘッドのなせる業だと感じます」(関プロ)
フィッター役の吉川さんが、「少しドローを弱くしてみましょう」とトウとヒールのウェイトを入れ替える。
「MAXの標準ウェイトは、トウが4グラムでヒールが15グラムと重量差があります。これを入れ替えるとかなり変わるはず」(吉川さん)
狙い通りドローの度合いが明らかに小さくなったが、吉川さんがさらに提案。「ネック機能でライ角のみ2度フラットにして、ドローの度合いをもっと弱めてみます」(吉川さん)
「(ライ角が変わり)構えた時の顔が叩ける雰囲気に。そのせいかHS40m/s想定で振ったのに41.6m/sに上がり左右ブレがさらに狭まった。この位置、チーピン持ちの方に良いです」(関プロ)
実際、キャリー約8ヤードアップという好結果になった。次に、スライサーを想定してノーマル状態からシャフトだけ先中調子のVIZARD REDにスイッチして打つ。
「意図的に超々カット軌道で打ちました。シャフト入れ替え前の測定では40ヤード近く右へ行く球が出ましたが、レッドのシャフトに替えたら良質なフェードで右2.1ヤードという結果。この組み合わせ、凄いです。スライサーに最高です!」(関プロ)

ソール部のチタンカーボンを含むリアカーボンボディと前方チタンフレームの複合構造。内部に剛性を高めるカーボンリング
カチャカチャ実例② 前のウェイトを20.5グラムに〝超LS〞仕様で打ってみたら・・・

TW777の後部に付くウェイト(標準時/右)は20.5グラムの重量級。これを前に装着(左)した超浅重心で試打
実例2はTW777ドライバー。ヘッド構造はMAXと同様だが、強い球の中弾道設計で操作性と飛距離を両立。こちらも標準シャフトのVIZARD BLUE(60S)、ネックもウェイトもスタンダードで、関プロがHS43〜44m/sで試打スタート。

TW777 試打データ
「MAXと全然違う。シャフトがしっかりして〝インから〞〝アウトから〞を意識して振れます。インパクトで真っすぐ押してくれるのもわかります。スコア70〜90台の方が満足できそう」(関プロ)
HS43.1m/sで薄いドローの247.3ヤード。「777はぜひ試したい調整があります。前後ウェイトを入れ替えた、前20.5グラム、後ろ3.5グラムの〝超LS〞仕様です」(吉川さん)
TW777のウェイトは前後2つ。通常は前3.5グラム、後ろ20.5グラム。これを入れ替えると超浅重心の超LS仕様になるわけだ。
「ワッグル段階で違います。重心が前に移ったのがわかり、しなりも小さい。自分のなかでかなり気持ちよく球をつかまえにいった結果、254.3ヤードとプラス7ヤード。スピンも減りました。2打目は少し欲を出したらトウ側に当たってしまった。それでも247.1ヤードの飛距離は777のヘッド性能の力だと感じます」(関プロ)
「今回はウェイトの変更だけでしたが、ネック調整を加えたらもっと安定して飛ばせそうです。この企画、フィッターとしてもとても面白かったです」(吉川さん)

TW777を打つ関プロ。「インパクトの球の乗り感が気持ちいいです。この感触は“超LS”仕様でも変わりません
他社とひと味違うTW777の特徴
独自“ノンローテ”システム

ネック調整の次世代を先取りしたようなシャフトとグリップが回転しない独自“カチャカチャ”機能。しかも無段階調整
自社製3つの“ VIZARD”

手前の下から順に、TW777専用開発のVIZARD for TW777(先中調子)、ヘッド挙動の安定感が高い粘りのVIZARD BLUE(中元調子)、高初速を生む弾きのVIZARD RED(先中調子)
重量差の大きな2つのウェイト

TW777 MAXのウェイトのノーマル状態は、トウ4グラム・ヒール15グラム(写真)。TW777は、前3.5グラム・後ろ20.5グラム。ウェイトの入れ替えで性能がガラリと変化
末っ子“ミニドラ”TW777 360Tiはどんなクラブ?
TW777シリーズにはもうひとつ“ミニドラ”の360Ti(11.5度/43.5インチ/VIZARD BLUE)がある。

TW777 360Ti
「短いぶん、ヘッドがあまり小さく感じませんし、逆に“どうせ当たるでしょ”って感じのすごい安心感がありますね。実際超芯を食いやすいです」(関プロ)
ここで吉川さんから、「せっかくなので、直ドラも試してみてください」という提案が。
「いや、直ドラでもかなり飛びますね! スコアが出るドライバーってなんだ? って考えると、人によってはミニドラという選択も十分にあると思います」(関プロ)
今回の試打企画の動画版もcheck‼
週刊ゴルフダイジェスト連動 好評のHONMA「TW777」は弾道調整機能もスゴかった!
www.youtube.comPHOTO/Hiroaki Arihara THANKS/4+ FITTING LABO GOLF SALON



