
アトランタ・ドライブのメンバー。左からクリス・ゴッタラップ、コーリー・コナー、ビリー・ホーシェル(PHOTO/GettyImages)
タイガー・ウッズとローリー・マキロイが発案し、25年1月にスタートしたTGL。シーズン2の開幕戦はシーズン1の覇者アトランタ・ドライブGCと準優勝のニューヨークGCの組み合わせとなる。
現地28日(日)に開幕し、日本では29日午後7時50分からU-Nextで独占配信される。
4人1組(各試合3人が出場)の6チーム編成は変わらずメンバーもそのまま。アトランタ・ドライブのジャスティン・トーマスが背中の手術を受けリハビリ中のため欠場。そして、1月28日当日になりパトリック・カントレーとルーカス・グローバーも怪我のため欠場と発表。カントレーとグローバーの代わりに、コーリー・コナーズとクリス・ゴッタラップの出場が決まった。この2名はチームの人員不足時に限り、1試合契約で出場可能な選手リストに名を連ねていた。つまり、アトランタ・ドライブの正規メンバーはビリー・ホーシェルのみ。
ただ、14年のPGAツアー年間王者ビリー・ホーシェルは開幕を待ちきれないようで、「16年間PGAツアーでプレーしてきましたが、長くツアーで戦っていれば誰でも単調な仕事に慣れて“もうたくさん“と思うことがあります。もちろん競技への情熱が薄れるわけではありませんが子供の頃のゴルフに対する情熱を忘れがち。でもTGLは少年時代のワクワクした気持ちを思い出させてくれるんです。これまでとまったく違う初めての体験ができるから」と話した。
27年にはツアー改革が実施されスケジュールの変更が予定されている。
「スケジュールが変更されればこれまで出場を辞退していた選手が参加したいと思うかもしません」とリーグの拡張を予想。
一部では世界ランク1位のスコッティ・シェフラーの参戦も噂されている。

ニューヨークはいづれも正規メンバーのザンダー・シャウフェレ、マット・フィッツパトリック、キャメロン・ヤングが出場(PHOTO/GettyImages)
SoFiセンターには79台のカメラが設置されあらゆる角度から選手のプレーを映し出す。巨大スクリーンにはショットの軌道を追うライブトラッキングが導入され瞬時に過去のチーム平均や最高記録の比較が表示される。
1月2日におこなわれる第2戦にはマキロイ率いるボストンコモンGが登場。同チーム所属の松山英樹は不参加の予定だがロサンゼルスGC(コリン・モリカワ、トミーフリートウッドら)との対戦が予定されている。
椎間板の手術でTGLの参戦は3月以降になるタイガー・ウッズはどこかのタイミングで解説で登場する可能性がある。
なお、試合はディフェンディングチャンピオンのアトランタ・ドライブがニューヨークを6対4で下し、幸先の良いスタートを切った。


