デビュー当時自らを「マッドサイエンティスト(イカれた科学者)」と呼んだブライソン・デシャンボー。革新的なアイディアでゴルフ界に新しい風を吹き込んだ彼は最近YouTubeのチャンネル登録者数255万人のインフルエンサーでもある。そんな彼は自身の25年シーズンをどう評価したのだろうか? フライング・イット・ゴルフのトム・ホブス氏のインタビューに答えた。
画像: マキロイと最終日最終組でラウンドしたマスターズでは5位タイに終わった(撮影/岩本芳弘)

マキロイと最終日最終組でラウンドしたマスターズでは5位タイに終わった(撮影/岩本芳弘)

マスターズで最終日最終組をローリー・マキロイとプレーしたが優勝争いから脱落。5位タイに終わりマキロイとの確執が取り沙汰されたり、全英オープン初日メジャー自己ワーストの78を叩きながら2日目65で予選突破。最終的にトップ10入り(10位タイ)するなど波乱万丈だった25年。

マスターズ5位タイは大会自己ベスト。全米プロでも2位タイ、全米オープンこそ予選落ちしたが3大会でトップ10に入りしメジャーシーンで存在感を見せつけた。

ホームグランドのLIVでは韓国大会で優勝し個人年間ランキング3位。最終戦のLIVゴルフチーム選手権でも準優勝とまずまず。しかし本人は満足していないようだ。

「僕はかなり自分に厳しいタイプなんです。メジャー優勝を逃した25年の自己評価はBかB-。それは間違いない」

優勝した韓国でも「好調ではあったけれどやるべきことをしっかりやることができなかった。シーズン中パットを引っかけることが多くて、それが足を引っ張った感があると思います」。

画像: 大勢のギャラリーの歓声に応えてフィニッシュした全英オープン。2日目以降の54ホールでマークした197ストローク(65-68-64の16アンダー)は大会史上2番目のロースコア(撮影/姉崎正)

大勢のギャラリーの歓声に応えてフィニッシュした全英オープン。2日目以降の54ホールでマークした197ストローク(65-68-64の16アンダー)は大会史上2番目のロースコア(撮影/姉崎正)

全英オープンで2日目以降の54ホールで197ストローク(65-68-64の16アンダー)をマークしたがこれは第2ラウンド以降の54ホールで大会史上2番目のロースコア。

「全英オープンの最後の3ラウンドはいま振り返っても素晴らしかった。ホールアウトしたとき来年(26年)に向けてもう少ししっかり準備しなければ、と思いました」

マスターズでマキロイが11年越しの望みを叶えキャリアグランドスラムを達成した瞬間に立ち会ったときこう思ったのだとか。

「すごく刺激になった。彼はあの大会で勝つために一生懸命努力してきた。僕も同じ。彼にできたのだから自分もできると思わせてもらった」

グリーンジャケットを逃したのは自信があるはずのアイアンショットのせい。その反省から「ウェッジプレーを向上させるためのちょっとしたテクニックも習得した」という。

「皆さんにいいプレーを見てもらえるように新しいことにチャレンジしたいと思っています」という彼にとって26年の目標は3つ目のメジャー制覇。

「マスターズ? もちろん勝算はあります」

年明けにローリー・マキロイはThe Overlapポッドキャストで意外にもLIV勢のPGAツアー復帰を容認する発言をおこなっている。

「LIVの選手たちはすでに代償を払ったと思います。賞金は獲得しても評判やLIVに移籍して失ったものは多い。彼らは代償は払ったんです。デシャンボーや他の選手が復帰することでPGAツアー全体が強化されるなら私はそれでも構いません」

デシャンボーとLIVの契約は残り1年。その後彼がどんな選択をするのかを含め26年もニュースメーカーの一挙手一投足に注目だ。

26年デシャンボーがどんな話題を提供してくれるのか楽しみだ。

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