
昨年末に50歳の誕生日を迎えたタイガー・ウッズ(写真は2024年のマスターズ 撮影/岩本芳弘)
招待されるのはタイガーと親しい300人。ファイナンス系サービス企業アーストン・アンド・ヤングがスポンサーを務める宴にはタイガーと親交のあるジョン・ボン・ジョビのパフォーマンスもありさまざまな嗜好を凝らした演出が施されるようだ。
パーティで供されるメニューはタイガーが5度優勝を飾ったマスターズのチャンピオンズディナーのなかから厳選。
1997年初優勝の翌年にはハンバーガーやポテトフライ、ミルクシェークの“若者メニュー“でレジェンドたちを苦笑させたが回を重ねるごとに洗練されたメニューチョイスとなっていった。
奇跡の復活劇を演じた19年の翌年には前菜に“オーガスタロール“と命名された巻き寿司(海老天&スパイシーツナ入り)、メインはチキンファヒータとステーキのメニューだったが、今回のパーティにもタイガーお気に入りのオーガスタロールとチキンファヒータの提供は確定しているらしい。
ドレスコードは「ほんのちょっと赤」。サンデーレッドがトレードマークのタイガーらしい演出だ。
「これは単なる誕生日パーティではありません」というのはタイガーと父・アール氏が1996年に設立したTGR財団のCEOシンディ・コート氏。
実はこのパーティ、TGR財団の30周年の記念キャンペーンも兼ねている。タイガーの慈善活動機関であるTGR財団はこの30年子供たちの健康、教育、福祉を向上させるための地域密着型プログラムを創出、支援してきた。
今回のイベントで5000万ドル(約78億円)の募金を集める目標を立てており、寄付金は中高生に科学、技術、工学、芸術、数学のキャリアプログラムを無料で提供するTGRラーニングラボプログラムの拡大に充てられる。
ところで海外でゴルフ界のレジェンドたちが集うパーティやディナーの席で感じるのは彼らの話術の巧みさ。ジャック・ニクラスやゲーリー・プレーヤーはもちろんメジャーチャンピオンクラスは誰もが気の利いたエピソードを持っておりユーモアたっぷりのオチをつけた話を披露する。
ゴルフのスキルと同じくらい社交のスキルがあってこそ超一流。今回のバースデーパーティでもさまざまな逸話が生まれることだろう。
【動画】タイガー・ウッズ82勝の歴史を1分で振り返る【PGAツアー公式X】
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