“ジャンボ”の愛称で親しまれた尾崎将司プロが2025年12月23日に逝去した。享年78歳。70年プロ入り、ツアーには71年の関東オープンから参戦し、9月の日本プロで初優勝を果たすと同年5勝、翌年には9勝し、着実に王者の階段を上り続け賞金王12回、通算優勝数は海外1勝を含め113回の金字塔を築いた不世出のアスリートだった。「週刊ゴルフダイジェスト」2026年1月27日号では追悼特集として、その尾崎将司の特集を組んでいる。その一部を「みんなのゴルフダイジェスト」でも紹介しよう。
画像: 不世出のゴルファー尾崎将司。彼が最後に優勝した2002年全日空オープン最終日の一コマ

不世出のゴルファー尾崎将司。彼が最後に優勝した2002年全日空オープン最終日の一コマ

理想を実現する、努力を続けていた

ジャンボ尾崎は努力の人だった。
ある人は天才的と評したが「天才ほど努力をする。だから天才でいられるのだ」と反論していた。なんにでも探求心を持ち、納得できるまで追求していた。その結果、アスリートに必要なものは何か、技を発揮できるには体を作る必要があり、そのためのトレーニングとは、飛ばすにはどんな道具がよいのか、理想とするスウィングは、と追求する日々だった。

画像: オフに本格的トレーニングを実践したプロゴルファーはジャンボ尾崎が最初だ。アスリートとして体を作ることの大切さを認識していた

オフに本格的トレーニングを実践したプロゴルファーはジャンボ尾崎が最初だ。アスリートとして体を作ることの大切さを認識していた

その結果、庭にグリーンを造りいつでも試すことができるように整え、オフシーズンのトレーニングも実施、理想とする飛距離と弾道で攻めるためのクラブを求め開発した。

ジャンボが教えてくれたこと。

画像: 理想のゴルフを追い求める姿勢に妥協はなかった

理想のゴルフを追い求める姿勢に妥協はなかった

「まだ夢見の途中」
夢は見るものではない。 夢は実現するものなのだ。
夢を見るのはいいが、それでは夢に近づくことはできない。
夢を実現するには目標に向かっての努力が必要で、
日々の積み重ねによって初めて夢に向かって進んでいくことができる。

「体・技・心」
技が発揮できる強靭な体があって初めて心が宿ることになる。
だから「心・技・体」ではない。
いくら「心」があっても「技」を発揮できる「体」がなければ意味がない。
体があり技を身に付けることができれば心は備わってくる。

「探求心」
向上心や夢が無くなったら終わりだ。
なんにでも探求心、好奇心を持ち「なんでだろう」と考え、追求し学び、そして自分のものにしていくことが大切だと思う。
今の若者には「探求心」が少ないというか、あまり感じられない。

文・構成/吉川丈雄(特別編集委員)
写真/小誌写真室アーカイブより、 Joe Yoshikawa

※週刊ゴルフダイジェスト1月27日号より一部抜粋

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圧倒的な強さで多くのファンを魅了した功績の裏には、強い矜持(きょうじ)があったからこそだった。自身の元を訪れたゴルファーたちに惜しみなく伝え、後の日本ゴルフ界に“ジャンボのDNA”は散りばめられていった。全編は「週刊ゴルフダイジェスト」1月27日号、もしくは以下のMyゴルフダイジェストで紹介中。

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