性能の限界に挑む「カスタム・パフォーマンス・オプション」

パッケージも一新!
プロV1x LDは、タイトリストが「カスタム・パフォーマンス・オプション(CPO)」と位置づける特別なモデルだ。これは2年周期で進化する「プロV1」「プロV1x」が誇るトータルパフォーマンスを維持しつつ、性能の限界に挑戦し特徴を際立たせた、いわば「尖ったテストモデル」という位置づけだ。
タイトリストのフィッティングデータにおいて、このボールが最適と診断されるのは全体の約3%。しかし、その3%にとっては代えのきかない「最強の武器」として、一部のゴルファーから熱烈に支持されている。
開発テーマ:トータルバランスの中の「最速」を追求

「PRO V1x」の左側にー(ダッシュ)、だからレフトダッシュ
プロV1x 1LDは「ツアーレベルのトータルパフォーマンス」を前提としたうえで、強弾道、低スピンを際立たせたモデルだ。
- 最速のボールスピードと最高の飛距離性能:2層コアの素材配合を見直し、より速いスピードを引き出す。
- ロングゲームでの低スピン化:コアを包むケース層を前作より厚くし、スピン量の低減に寄与。
- ショートゲームのスピン性能向上:カバーを前モデルより薄くすることで、コントロール性能をアップ。
- 強く安定した弾道:プロV1xと同じ「348ディンプル」を採用し、理想的かつ安定した中高弾道を生む。
メーカーが示すプロV1ファミリーの最新のポジショニングは以下の通り。プロV1x LDは、特に「低スピン」と「しっかりした打感」が際立つ設計となっている。

右から「プロV1」、「プロV1x」、そして新しい「プロV1x レフトダッシュ」
【弾道の高さ(上にあるほど高め)】
プロV1x
プロV1x LD
プロV1
【スピン量(上にあるほど多め)】
プロV1x
プロV1
プロV1x LD
【打感(上にあるほど軟らかめ)】
プロV1
プロV1x
プロV1x LD
ツアープロが語る「新レフトダッシュ」の真価

それぞれの使用ボールを手に。左から下家秀琉プロ、阿久津未来也プロ、幡地隆寛プロ
メディア発表会には3名のツアープロが登場。それぞれの視点から、進化した性能が詳細に語られた。
幡地隆寛(プロV1x LD使用):圧倒的なスピードと食いつき感が両立されている

「前モデルよりもインパクトでの食いつき感が増しています」(幡地)
「もともとは最もソフトな『プロV1』ユーザーでしたが、ドライバーの飛距離を重視してレフトダッシュへスイッチしました。新作にはすでに昨年の秋にスイッチしましたが、前モデル譲りの強い弾き感がありながら、インパクトでの『食いつき感』が増しています。この食いつきは絶対に必要で、新モデルはよりそのフィーリングが強い。ドライバーでボールスピード80m/s、スピン量2200~2500rpmを安定してクリアしつつ、アイアンでも落下角度49度と、しっかりグリーンに止まる。すべてのショットでフェースに乗る感覚が強くなっていますね」
阿久津未来也(プロV1x使用):打感はしっかり。でも球の圧力を感じることはない

「プロV1x LDはドライバーでもアイアンでもスピンはやや少なめです」(阿久津)
「プロV1xユーザーの僕からすると、確かに打感はしっかりしていますが、インパクトで球の圧力を強く感じるような硬さはないですね。トータルバランスが前モデルよりアップしていると感じます。 僕の場合、プロV1xよりボールスピードが0.2〜0.3m/s上がりました。アイアンでも落下角度が47度と適正なのでしっかり止まりますし、ドライバーで高さは出るけどスピンが多くて飛ばない、という人にいいと思います。インパクト音でフィードバックを得たいタイプなので、打音がしっかり聞こえる点も信頼できますね」
下家秀琉(プロV1使用):球が上に行くけど、勢いがとにかく強い

「プロV1に比べて、アイアンのスピンは減りますが、弾道は高いです」(下家)
「前モデルは打った時に『カーン』というかなり硬質な印象がありましたが、僕が使っているプロV1の『にゅ』という打感と比べても、今回の新モデルはしっかりした打感の中に性能の進化を感じます。プロV1と比べてアイアンのスピン量は400rpmほど減りますが、不思議なのは『球が上に飛ぶ』感じで勢いが強いこと。高弾道で飛距離が出るので、その性能を求めている人には最適なボールだと思います」
世界のツアーで使用率72%を誇り、全米オープンでは77年連続No.1。タイトリストが培ってきた膨大なデータとノウハウが、この1球に凝縮されている。
新しくなったプロV1x LDは、決して扱いづらい尖ったボールではない。トータルパフォーマンスを極限まで高めた上での、「もう一つの正解」と考えるべきだろう。プロが感じているのとまったく同じ性能を、ぜひコースで体感してみてはいかがだろう。
PHOTO/Tadashi Anezaki
※2026年1月14日 15:20 加筆修正しました
