今週から始まる「週刊ゴルフギア最前線 Driven by TaylorMade」。第1回目は、PGAツアーの2026年シーズンの幕開けを告げるハワイアン・オープンから情報をお届け。強い海風が吹き抜ける難コース、ワイアラエCCでは、発表になったばかりのテーラーメイドの新シリーズ「Qi4D」を実に12名ものプレーヤーがバッグに投入、2026年モデルとしてナンバー1の使用率を記録した。
画像: 左から久常涼、ニック・ダンラップ、中島啓太

左から久常涼、ニック・ダンラップ、中島啓太

特筆すべきは、その内訳に多くの「契約外選手」が含まれている点だ。プロの世界において、契約の枠を超えてまで最新の武器を選ぶということは、何よりもその性能の高さの裏付けに他ならない。まさに「旋風」といえる圧倒的な支持。プロたちがこれほどまでに初動で動いた理由はどこにあるのか。

ヘッド形状、ウェイト調整機能が進化した「コアモデル」の衝撃

Qi4Dシリーズのドライバーは、空力特性を追求してヘッドスピード、ボール初速の向上がサポートされたことに加え、フェースの新しいロール設計によって、上下の打点ずれによって起こるスピン量のバラツキが極めて少ない、という特徴を持つ。

そして、今回のソニーオープンで注目すべき現象は、コア(スタンダード)モデルが支持を集めている点だ。

なぜコアモデルに人気なのか。そこには2つの明確な理由がある。 一つは、前作Qi35のコアモデルに比べてヘッド形状がシャープになったこと。一定の投影面積の大きさ確保しつつ、プロが好む「操作性のイメージ」や「構えやすさ」を両立させたデザインが、プロたちのスイッチを後押しした。

画像: 中島啓太愛用の「Qi4D」。ロフト9度をスリーブでHIGHER寄りに設定している

中島啓太愛用の「Qi4D」。ロフト9度をスリーブでHIGHER寄りに設定している

そしてもう一つが、4つの可変ウェイトシステム「TASウェイト」の搭載だ。前方2カ所、後方2カ所の計4カ所に配置されたウェイトにより、コアモデル特有の「ミスへの強さ」を維持しながら、個々の選手に合わせた細かい調整が可能になり、欲しい性能が自在に引き出せるようになった。「寛容性」と「調整の自由度の高さ」、この融合も今回スイッチした選手が多かった大きな理由だろう。

【2026年ソニーオープン:Qi4D実戦投入スペック】

■ ルーク・クラントン:8度のヘッドで放つ「弾丸フェード」

画像: ルーク・クラントン。世界アマチュアランキング1位の実績を引っ提げ、PGAツアーメンバーに

ルーク・クラントン。世界アマチュアランキング1位の実績を引っ提げ、PGAツアーメンバーに

世界アマチュアランキング1位の実績を提げ、今大会でも抜群の飛距離をみせていたルーク・クラントン。彼はコアモデルのQi4Dを選択し、そのパワーを最大限に引き出すスペックを組み上げている。

  • ヘッド:Qi4D
  • ロフト:8.0度
  • シャフト:Kai'li White 70TX

高いヘッドスピードを持つ彼は、あえてロフト8度のコアヘッドを使用。TASウェイトを調整し、寛容性を味方につけながら、低スピンのフェード弾道で確実にフェアウェイをとらえている。ちなみに、テーラーメイドのインスタグラムでは、彼がQi4Dでボール初速190mph(85m/s)をマークし、本人も驚がくする様子が記録されている。

■ 中島 啓太:欧州から夢の舞台へ。新兵器とともに挑むPGA

画像: 中島啓太。DPワールドツアー経由で夢のPGAツアー出場権を獲得した

中島啓太。DPワールドツアー経由で夢のPGAツアー出場権を獲得した

昨シーズンのDPワールドツアー(欧州ツアー)で激闘を繰り広げ、年間ランキング上位に入ることで今季のPGAツアー参戦という「夢」を自らの手で勝ち取った中島啓太。彼もまた、このハワイでの本格参戦にあわせ、ウッド類を全面的にQi4Dシリーズへ刷新した。

  • ヘッド:Qi4D(コア)
  • ロフト:9度
  • シャフト:Tour AD FI-6X

中島は昨年Qi35 LSを使い、シーズン途中からQi35(コアモデル)にスイッチしたが、今回はのQi4Dでは初めからコアモデルを選択。中島は「つかまる見た目とつかまるヘッドが好み。ボールスピードも確実にアップしているし、スピン量も安定しています」とその性能を実感。夢の舞台での攻撃的なゴルフに磨きをかけている。

■ ニック・ダンラップ:コアモデルの安定感を選択

画像: ニック・ダンラップ。ツアー史上初、アマとプロ両方の優勝を同一シーズンに達成した選手

ニック・ダンラップ。ツアー史上初、アマとプロ両方の優勝を同一シーズンに達成した選手

アマチュアとして33年ぶりのツアー優勝を成し遂げた若き天才、ニック・ダンラップも今作ではコアモデルのポテンシャルを高く評価している。

  • ヘッド:Qi4D(コア)
  • ロフト:9度
  • シャフト:Project X HZRDUS 70 TX

彼は4つのTASウェイトを駆使し、コアモデルの慣性モーメントを活かしながら最適なスピン量へとチューニング。風に負けない重い球でコースを攻略している。

■ ピアースソン・クーディ:コアモデルで叩き出す圧倒的飛距離

画像: ピアースソン・クーディもコアモデルのQi4Dをチョイス

ピアースソン・クーディもコアモデルのQi4Dをチョイス

マスターズ王者でもあるチャールズ・クーディを祖父に持つ、名門一家のサラブレッド、ピアースソン・クーディもまた、コアモデルの進化を確信している一人だ。

  • ヘッド:Qi4D(コア)
  • ロフト:9度
  • シャフト:TENSEI 1K Pro White 70TX

パワーヒッターの彼が、LSではなくあえてコアモデルを選んだ事実は興味深い。シャープになった顔つきと、TASウェイトによる精密なフィッティング。最新のヘッド構造が、彼の爆発的なパワーを最高効率で飛距離へと変換している。

■ コリン・モリカワ:操作性の高いLSをチョイス

画像: ■ コリン・モリカワ:操作性の高いLSをチョイス

長年SIMドライバーを愛用し、昨年はQi35、Qi10 LSも使用した、テーラーメイドを代表する選手の一人、コリン・モリカワ。今年のオープニングでは、さっそく強弾道で操作性の高いQi4D LSを選択。Qi10 LSに比べ、少し高くなった弾道が気に入っているようだ。

  • ヘッド:Qi4D LS
  • ロフト:8度
  • シャフト:Diamana D+ Limited 60 TX

コリンはドライバーだけでなく、3W、5WもQi4D TOURにスイッチ。Qi4Dシリーズを武器に、今年は2021年全英オープン以来のメジャー制覇を目指す。

■ 久常 涼:信頼の「赤ベンタス」との融合

画像: 久常涼。PGAツアー3年目、初優勝の期待がかかる

久常涼。PGAツアー3年目、初優勝の期待がかかる

PGAツアー3年目を迎え、さらなる飛躍が期待される久常涼。彼は強弾道で操作性の高い、Qi4D LSモデルをチョイス。

  • ヘッド:Qi4D LS
  • ロフト:10.5度
  • シャフト:Fujikura VENTUS RED 7X

ロフトを寝かせたLSヘッドに、つかまりの良い赤ベンタスという組み合わせを好む久常。Qi4D LSが持つ高い初速性能と、10.5度というロフトがもたらす適正な打ち出し角が、彼の武器である正確なショットを支えている。

単なる飛距離性能の追求ではなく、プロが求める「顔」と「調整力」を高次元で両立させた、カーボンウッド第5世代となる「Qi4D」シリーズ。契約の有無に関わらず多くの選手から支持を得るという客観的な事実は、このドライバーが勝つための重要なピースであることを示している。ハワイの海風の中で証明されたその実力は、これから始まる2026年シーズンの勢力図を大きく変えていくに違いない。

PHOTO/Yoshihiro Iwamoto

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