
川崎市民優先の予約方法に変更する川崎国際生田緑地ゴルフ場
今回の変更は市民の予約枠拡充と、これまでの電話予約での繋がりにくさの改善を求める要望を受けての全面刷新となる。この新システムの特徴は、市民や在勤者の認証コード制の徹底とWeb予約への移行だ。
事前に住所や勤務地を確認し発行される認証コードを持つ会員は、3カ月前の1日午前0時からの最も早い予約権を持つ。またアクセス集中回避のため、初日に各日すべてのスタート時間は公開せず、予約進捗の状況により、段階的に枠の公開を拡大し、毎月15日までには全枠を公開する。こうすれば一斉にアクセス集中することが避けられよう。
川崎市民・在勤者でない一般利用者、または認証コード未登録者は従来通りプレー日の2カ月前の1日、午前0時よりWebで予約することができる。予約の時点で1組4名に満たない者、およびキャンセル待ちを希望する者は2カ月前の2日、午後1時より電話にて受け付けが可能。これにより運営側にとって効率がいい4人1組を先行確定でき、経営効率を高めることができるわけだ。
年間5万人以上が来場する同ゴルフ場は1952年(9H開場)、2年後に18Hが完成というから74年の歴史を持つ。当初、占領軍との国際交流の場として計画された。元は生田緑地の50万坪。
同ゴルフ場はその生田緑地、多摩丘陵の東端の桝形山の20万坪。設計を依頼されたのは、巨匠・井上誠一で彼の本州での戦後1作目である。大型重機を使わず、700人の労働者を投入する人海戦術で造成された。自然の地形を読み取りながら、100ヤードからの戦略性の高さはさすが井上の面目躍如といえよう。歴史好きならずとも、ゴルファーなら一度は回っておきたい街の中のゴルフコースだ
※週刊ゴルフダイジェスト2026年2月3日号「バック9」より
