シャフトブランド「DERAMAX」の販売や開発を手掛ける(株)ラストストーク・山本悠太。米国在住歴もあり、また米国発のシャフトメーカー「OBAN」と業務提携を手掛けるなど、米国メーカーとも強いつながりを持つ彼が6回目のPGAショーを訪問。HC1のトップアマでもある山本氏が今年のPGAショーをレポート。
画像: 初出展を果たしたデラマックスの山本さん(中央)。今回で6回目のPGAショー訪問。盛り上がりは過去最高!?

初出展を果たしたデラマックスの山本さん(中央)。今回で6回目のPGAショー訪問。盛り上がりは過去最高!?

みなさんこんにちは。山本悠太です。私は、今回で6回目のPGAショー。昨年、コロナ禍以降では私が訪問した中では過去最高の盛況ぶりとレポートしましたが、今年は昨年にも増して多くの人が来場していました。特に、日本人の来場者が多かった印象です。肌感ですが、来場者は過去最高だったように感じました。しかし、出展という意味では、日本企業は相変わらず少なく、韓国や中国に押され気味だったので、少し残念でした。

画像: シャンロンというキャディバッグをメインで扱うメーカー。出展にあたり英語ができる人がいなかったため、取引のあった山本さんに声がかかった。「『通訳をやってもらう代わりにデラマックスもブース出していいよ』と言ってくれて出展が叶いました!」(山本さん)

シャンロンというキャディバッグをメインで扱うメーカー。出展にあたり英語ができる人がいなかったため、取引のあった山本さんに声がかかった。「『通訳をやってもらう代わりにデラマックスもブース出していいよ』と言ってくれて出展が叶いました!」(山本さん)

さて、まずは私事で大変恐縮なのですが、弊社「DERAMAX」がPGAショーに初出展したので、それをお伝えさせてください。今までなかなか出展できなかったのですが、今回は縁があってブースを出すことができました。 やっぱり、ブースがあるのとないのとでは全く違うんですよね。今までもPGAショーには訪問していたのですが、商品がなかったので「直接来て、商品をみてください!」とは当たり前ですが言えませんでした。それが今年は違って、実際に商品を見てもらうことができる。これはすごく大きなことで、アメリカの人たちが「お、これからアメリカに進出しようとしているんだな」という風に見てくれる(と思う)。“本気感”みたいなものが伝わるので、今までとは明らかに反応が違いましたね。さらに、直接商品を見ながら交渉できたことで、いくつかの有名なショップで置いてくれるという話にもなりました! 出展することの大事さや影響力を実感しましたね。今回は“思いがけず”出展することができましたが、来年以降、自分たちで出展できるように頑張っていきたいですね。

画像: 日本では主にゴルフ場に向けての展開だが、アメリカでは個人に向けて販売をしているところも多い。「車のように自分仕様にカスタマイズできるようになっていました」(山本さん)

日本では主にゴルフ場に向けての展開だが、アメリカでは個人に向けて販売をしているところも多い。「車のように自分仕様にカスタマイズできるようになっていました」(山本さん)

今回のPGAショーで、ひときわ目を引いたのがゴルフカートのブースです。アメリカでは2人乗りがベーシックなのですが、1人乗り用、4人乗り用が多くありました。その“メカ具合”がすごくて、モニターがついているのは当たり前で、スピーカーがついていたり、自分でカスタマイズできるような仕組みがゴルフカートにもありました。こんなゴルフカート、なんのためにあるのか? と思ってしまいますが、そこは日本との文化の違いです。アメリカの富裕層の多くは、コースの近くに家を購入し、家とゴルフ場を“自前”のカートで行き来をするので、カートの需要がそれなりにあるというわけです。日本ではなかなか広まりそうもありませんが、1人乗りカートなどは少しずつ導入するコースもあると聞くので、日本のゴルフフェアでもちょっと注目かもしれません。

画像: 夕方になると始まるカクテルパーティ。日本のゴルフフェアではまず見かけない光景だが、関係者はそこで商談を、来場者はもっと楽しめる。誰にとってもハッピーな場だ

夕方になると始まるカクテルパーティ。日本のゴルフフェアではまず見かけない光景だが、関係者はそこで商談を、来場者はもっと楽しめる。誰にとってもハッピーな場だ

あと、日本ではあまり見かけないこととしては、「カクテルパーティ」ですね。夕方になると各ブースがバーテンダーを依頼して本格的なバーカウンターを出します。ブースの前でお酒を振る舞い、立ち飲みパーティみたいな感じになるので、めちゃくちゃ楽しいんです。出展社として考えると、一気に話ができるので時短にもなりますし、熱の高いうちにそういう話ができるので、よりメリットがあると感じました。「改めて食事に行きましょう」といったある種の“手間”が省けるのですごく効率的な仕組みだと思いましたね。日本でもぜひやってもらいたいなと思うことのひとつですね。

画像: 手軽なラケットスポーツとしてアメリカでは親しまれている。日本でも徐々に広まりつつあり、今後もっと大きくなっていくこと間違いなし

手軽なラケットスポーツとしてアメリカでは親しまれている。日本でも徐々に広まりつつあり、今後もっと大きくなっていくこと間違いなし

もうひとつ、なぜやっていたかは本当に謎なんですが(笑)、会場の“ど真ん中”のスペースでピックルボールの試合が行われていました(笑)。ゴルフと全く関係ないと思うんですけど……。ピックルボールはアメリカで生まれたスポーツで、簡単にいうと、テニスとバドミントンと卓球の要素を合わせた感じ。日本でも徐々に広まってきている話題のスポーツです。ヨネックスさんなどがパドル(ラケット)を作ったりしていますよね。ゴルフとは関係ありませんが、そこも異様な盛り上がりをみせていてとても刺激的でした。

PGAショーはゴルフの動向を見る、感じることが大事だと思っていますが、それと同時に、“世界のゴルフ熱”を感じるには最高の場所です。ゴルファーがキラキラした目をしながら自分の話を聞いてくれる。今、世界は何に興味があるのか? 何に注目をしているのか? ゴルフの最先端が詰まっていることは間違いないですし、そこで得られる情報はとても有意義で刺激的なものばかりです。それを少しでもみなさんにお伝えできれば、私としても嬉しいです!

写真/本人提供


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