
ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ初日首位スタートの畑岡奈紗(25年撮影/大澤進二)
畑岡奈紗選手が開幕戦「ヒルトン・グランドバケーションズ トーナメント・オブ・チャンピオンズ」の初日を7バーディ1ボギーの6アンダー「66」でプレー。見事、単独首位スタートを切りました。
2023年、2024年とまさかの連続未勝利。2025年もシーズン序盤は予選落ちもあってなかなか調子が上がりませんでした。
しかし、8月頃から徐々に調子を上げていき、昨年のTOTOジャパンクラシックで復活優勝を果たし、自身の契約先でもあるヒルトン・グランドバケーションズがスポンサードする今大会への出場権をつかみとりました。
畑岡選手自身も、「前半は悔しい思いをすることも多かったが、8月頃から徐々に調子が上がっていった」といった趣旨の発言をしているように、フィジカル面と技術面が徐々にマッチしたことで、本来の切れ味を取り戻していったようです。
その“プチ復活”具合は数字にも如実に現れています。
■2025年8月までの14試合
優勝:0 トップ10:2 トップ25:8 予選落ち:2
■2025年8月以降の9試合
優勝:1 トップ10:6 トップ25:7 予選落ち:0
8月までの14試合でトップ10入りはわずかに2回(5位以内フィニッシュはゼロ)で、予選落ちも2試合ありました。
ところが調子を上げていった8月以降は一転、トップ10入りは実に9戦中6戦を数え、そのうち4試合はトップ5入りを果たしています。
昨年は山下美夢有選手、竹田麗央選手、岩井ツインズらルーキーの大活躍、西郷真央・山下両選手のメジャー制覇と“若手”が大活躍。そのなかで、気がつけば米ツアーの日本勢最年長組となった畑岡選手は、「どこか忘れられているような」時間もあったと言います。
しかし、そんな苦しいときも乗り越えて、今や完全に“強い畑岡奈紗”が帰ってきたような印象を受けます。
「メジャーを勝ちたい」という強いモチベーションで進化を続ける畑岡選手。今年も大いに期待ができそうです。
